今回はじっくりとドル円相場の週足を眺めておきたいと思います。
世界各地で地政学的なリスクが出まくり状態なだけに、安全資産として名高い日本円がまだまだ買われるのか?その辺を探っておきたいと。
通常通りに移動平均線に一目均衡表を重ねただけのチャート。特別なモノは何もなく、数値の設定もこれまでと同じ。
13週移動平均線割れをして13週移動平均線に押さられて推移。52週移動平均線とデッドクロスをするかどうかの状態。
これを実線は雲の中でこなしているということ。
高値(118.39円)からの下降トレンドという見方で間違いはないと思われます。
遅行線も右肩下がりの52週移動平均線とデッドクロス状態。この状態で「強い相場です」と言うには、かなりの無理があると考えられます。
99.00円から118.39円までの上昇に対する押し。まだ、99.00円を起点とした場合には押しの範疇でしょうから、押しとして考えてみたいと。
0.382=110.98円
0.5=108.70円
0.618=106.41円
安値は108.13円となっており、半値押しを突破したところ。0.618の押しにはだいぶあり、半値押しを行き過ぎたブレの範疇と言っても問題のない状況だと思われます。
日足の相対力指数などの問題から、この辺から調整的に反発をしても問題なく、反発をしたときに、週足の形に影響を与えてきたならば、この辺が底打ちだということなのでしょう。
しかし、日足の相対力指数だけで強い相場云々を語ることはできず、形ができるまでは、0.618の押しを目指して推移していると考えたほうが無難なのかもしれません。