円安になれば日経平均株価は上昇し、NYダウが上昇すれば日経平均は上昇し……
なんでもかんでも上昇したい日経平均株価。
円高になったりNYダウが下がれば、下がってしまう日経平均株価でしょうから、持ちつ持たれつの関係なのかもしれませんが……
しかし、この言い分で不思議なことってありませんか?
なんだか妙な違和感が存在していませんか?
日経平均株価は為替やNYダウの状態で上げ下げを繰り返している。
言い換えれば、独自の材料で上下が殆ど無い……
円安になれば下がるというのならば、FXをやっていればいいのであって、日経平均株価を眺めなくてもいいでしょ?NYダウならばCFDだってあるでしょうから、日経平均株価をやる必要などないでしょう。
わざわざ材料を複雑にする必要もなく、シンプルに捉えていたほうが分かりやすいにも関わらず、為替だのNYダウだののせいにして上下を楽しむ。
不思議なコメントが多いと思いませんか?
株価とは企業の業績を反映させているようなモノ。建前だけかもしれませんが、そう言う前提ならば、為替云々でとかNYダウ云々でというのは、言葉が完全に足りないと思っています。
私には関係ないですけれどもね。日経平均株価ならば日経平均株価のチャートしか眺めませんから、為替がどうなろうとNYダウがどうなろうと、ましてや企業業績がどうであろうと全く関係なし。
企業の業績や為替、NYダウで上げ下げが分かるのならば、みんなが簡単に獲れているでしょ?
みんなで仲良く獲れないから相場であって投資なのでしょう。
52日移動平均線割れの形を見せてこないと弱い相場とは言えない日経平均株価。
今度そのような形になるときには、雲の中にも突入となりそうですしね。