株式投資にしてもFX及びCXにしても、投資をするということは利益をあげることが目的であり、運用率の向上が最大目標でしょう。
これを忘れてしまうと痛い目にあうから、相場というのは非常に面白い。
運用率をあげて運用益を出すということは、失敗する部分を限りなく減らさなければならないけれども、マーケットの動きに委ねなければならない部分があります。
マーケットが動かなければ利益など出ないのですから、マーケットの動きに運命を委ねなければならないということは覚悟の上での参加が当然。
マーケットの動きを操れるのならば別ですが、大抵の場合は、マーケットの動きに自身の相場観を委ねるのみ。
マーケットの流れに逆らっても、あまり良い結果は生まれないでしょうから。
あなた自身でコントロールができるのは、資金配分とリスク。コントロールのできるものは、あなた自身で徹底的に管理し、最大限のパフォーマンスをあげられるように持っていくことが大切。
しかし、値動きがあるとこれもままならないのが相場・マーケット。
仕掛けたモノすべてに利が乗れば良いのですが、そうも行かずというのが現実。100%の的中は数字上可能であっても現実的には無理。
そして、投資は金銭の他にも賭けているモノがあります。それが”時間”ということになります。
すべてのことを一気に申し上げても、話があっちに飛びこっちに飛びということになりますので、今回は利益を言うことにこだわって考えていきます。
仕掛けたモノすべてに利を乗せたいのは、投資家すべての願い。しかし、そんなことを願っても無理なことだからリスクをコントロールする。
この辺のことまでは、これまでにもさんざん申しげてきたことですので、ご理解頂いていることだと思います。
そこで提案。こんな考え方はどうでしょう?
仕掛けたモノすべてに利を乗せるのではなく、トータルで利を乗せることが目的に近づくコツなのでは?
ある一定期間、大体の方は1年間というスパンで投資を考えていらっしゃると思いますが、仕掛けてしまうと単体で見てしまうのが相場・マーケット。そのような状態をもう一度見つめ直し、1年間というスパンで考えてみたらどうでしょう?
頑張っていれば、いつかは利が乗る。
損切りをして、戻ってきたら余計に損をする。
などなど、1年間というスパンで考えさせない思考があなたの頭のなかには渦巻いているのでしょうが、目的は利益をあげることで目標は利益率をあげること。
時間を無駄にしたり、チャンスを放棄するようなことに繋がりかねない仕掛けたモノすべてに利を乗せようとする行為とは、あなたの運用の邪魔をしていませんか?
利益をあげるための意識改革。
大切ではないでしょうか?