円安と 認めてポジション 売りのまま

フランス大統領選の第1回目が終了し、おおかたの予想通りにマクロン氏とルペン氏が05月07日の決選投票へ進んだようです。
この結果を受けてひとつのリスクが消えたというマーケットの判断なのでしょう。ユーロが全面高となっており、ドル円はドル高円安の形に。
ドルが強くなってリスクが減れば、ゴールドは売られているようですが、東京金は為替との相殺で大きく動けず。
マーケットは上手いことできていますよね!

さて、今回は大きくドル高円安に動いたドル円のチャートを眺めておきたいと。

まずは、週末までの日足の形。
きっちりと売られて、売られたところから反発。
一度売り相場ということも終了している形に。

売りの形が終了しており、買い相場の形は出ていなかったため、ドルを買うことはできなかったものの、ドル売りのポジションはないことが前提のような形。

もちろん、ドル売りのポジションを持つだけの理由があれば、ドル売りのポジションを持っていて正解なのだと思います。その理由が消滅するまではドル売りで、消えればストップロスとすれば良いのでしょうから。

ここから上に出ているのですから、売りが消滅したと判断していたのならば、売りは撤退しておくことが無難だったということなのでしょう。
これは結果論ではなく、きちんと出ていたものですから、丁寧に対応できたかどうかの話。

そして4時間足の形。
上に放れて寄り付いて、そこから陰線。
相対力指数70オーバーまでは出せずに反落の格好。

注目しておきたいのは、実線は三段揚げとなったのか?
実線は先行下限に支えられるのか?
遅行線は先行上限に押さえられ値動きに?
そして、52本線を再び割り込むのか?

表面上はざっとこんなところかと。

もし、相対力指数70オーバーを見せてきたときには、日足に買い相場の形がしっかりと出ていなければ、三段上げも意識を強めるところかと。
そして、雲の中で開けた窓をなんとかしてくるのかも?と考えておくことも必要な状況となるのかもしれません。

日足できっちりと一度売られておりますので、個人的には調整の時間に入っても不思議なしと捉えていますが、果たして……

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