東京に連続で降り続ける状況で、40年ぶりだと言うことのようです。
昭和52年8月についで2番目に長い記録を更新中。
この天候不順で夏も短くなってしまい、夏の行楽地は悲鳴をあげているようです。
悲鳴と言えば、天候不順で野菜の価格が高騰。
収穫のできない農家も悲鳴ならば、購入する消費者も悲鳴。
これで物価が上昇するからインフレ気味に動く!というのはちょっとどうなのでしょうかね?
消費が落ち込むだけであり、野菜も海外からの輸入品に頼ってしまう結果になり、悲鳴が最後まで続くのが農家であって、誰にとってもあまり良いことなどないと思う次第。
自然の恵みのありがたさ、実感する時期なのかもしれません。
で、天気予報士ではありませんから、天気のことなど分かりませんし、いたずらに適当なことなど言えません。しかし、40年ぶりだと騒いでいますが、ここに違和感を感じているのです。
日照時間が短いことは好ましくない、そして、雨が降り続ける状態も好ましくないと言うことを前提に進めたいと思います。
40年ぶりということは、40年に1度は起きる現象という捉え方もできますが、なにせ調査を開始以来の話ですから、なんとも言えません。40年ぶりだということに間違いはありませんが、分母が小さ過ぎます。ですから40年ぶりだからといって40年に1度ということは乱暴過ぎる話だということも承知のうえです(笑)
40年に1度ならば、単純に2.5%の確率。2.5%ってことを考えるとどうなんでしょう?リーマン・ショックは100年に1度などと言われていましたが、同じような値動きは時折起きているんですけどね。
まず、交通事故ですが、50年間で交通事故に合う確率は33%だそうです。そして一生涯で交通事故で死傷する確率は50%となるようです。
男の子が生まれてくる確率は49%で、女の子が生まれてくる確率は51%。
できちゃった婚の確率が25%で、会社を起業して1年以内に廃業となるのは40%
そして、日本人が刑務所に入っている確率は0.08%で、米国人が刑務所に入っている確率が2.5%!!
ようやく40年に1度の天候と同じ確率が出てきました。米国人が刑務所に入っている確率がなんと今の東京の雨が降り続く確率と同じだということです。
こんな下らないことでも考えて、なんとか雨で滅入る気分を盛り上げてもらえればm(_ _)m