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低所得者向け給付に、【お米】っていう選択肢はダメ?

低所得者向け給付に、【お米】っていう選択肢はダメ?

為替市場の乱高下が激しくなっており、マーケット自体は面白い展開になっていますが、こんなに急激に動かれたのでは実体経済から見た場合には「たまったものではない!」ッて感じ。緩やかに動いてくれたならば対応ができても、急激な為替の変動には実体経済が付いて行くことが難しくなる。

為替市場が激しく動く要因のひとつに「経済政策」というモノがあるのでしょうが、経済政策を決める方だって大変でしょうから文句ばかりは言えません。

<安倍首相>「経済対策28兆円超」低所得者向け給付延長へ

経済対策の中で、低所得者向け給付延長って言っていますが、これはこれで必要なことなのでしょう。政府としてみれば、精一杯の金額を提示しているのでしょうし、無い袖は振れないと昔から言います。

 

政府は年6000円の現行水準を年4000円とし、2年半で1万円を給付する方針だが、公明党は水準を維持して計1万5000円を給付するよう主張。

 

ただ、2年半で1万円の給付って……もちろん、貰えないよりも貰えたほうがありがたいけれども、30ヶ月で1万円ということは1ヶ月約333円。これでどうしろっていうのでしょう?何度も言いますが、貰えないよりも貰えたほうがありがたいのは分かるけれども……

 

稲穂

もしですけど、1万円なんて要らないから、米を毎月10kgくらい配ってもらえないですかね?
備蓄米として購入している分を古いモノから処分せずに配ってもらったほうがありがたいんじゃないかと。

各自治体に米を現物配給し、各自治体が米を各自に配布。
それだけでも非常にありがたいのではないですかね?

備蓄米に関してのレポートが農水省から出ていないか?調べましたら出ていました。

コメに関するマンスリーレポート (平成28年7月号)

生物なのだから食べきれない分だって出てくるでしょうに、そんなにもったいないことをするのならば、配ってもらったほうがありがたい。

現物支給ではお金が市場を駆け巡ることにはならないからダメって理論もあるでしょうが、毎月333円を貰って何かを買う足しにするのならば、まとめて活気あるモノに投資をしてもらったほうが、お金の巡りだって良くなるのでは?

備蓄米だけで足りなければ、もう少し農家から購入すれば?市場価格よりも安く買えるだろうし、農家だって潤う。333円を貰うより、お米を10kg貰ったほうがありがたいし、経済効果もあるんじゃない?
お米の価格下落を防ぐことにもなるし、安定した買い手が存在すれば農家だって安心してお米を作れる。

配ろうとしている予算の半分でお米を買って、備蓄米の古い方から配ってみたときに、どんな状態になるのか?試算でもしてみたらどうなんだろう?
低所得者向けだけだから、全員に配るわけじゃないし、混乱はないと思うけど……

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