日経平均株価が、26年ぶりの高値を付けてきており、活況に沸いている株式市場。
26年ぶりの高値と言っても、バブル崩壊簿に崩れてきたときにの値段を取ってきたというだけですから、高値だ高値だと騒ぐにはちょっとどうかと思ってしまいます。
NYダウは史上最高値を更新ということですから、こっちはこれまでにない高値を出しているわけです。
日本の場合には「バブル」と呼ばれていた時期が存在しますから、本物の上昇と呼ぶには若干の抵抗がある状況。
若干の抵抗はあるにしても、26年間の売り玉を捕まえ、26年間の買い玉に利が乗っているのだから、上昇トレンドだということに間違いはないのでしょう。
日柄的に3月までがひとつの目安だと考えていましたが、価格がここまで上昇するとはびっくり仰天。
まぁ、38957.44円という史上最高値があるのですから、上昇してきても不思議ではないのでしょうけれどもね。
で、38957.44円から紆余曲折がありながらも6994.40円まで下げたわけです。
途中戻りもありましたし、ITバブルと呼ばれた時期もありました。
米国ではサブプライム・ローンからのリーマン・ショックを経験してきたわけです。
NYダウを円換算したものが日経平均株価ではありませんから、NYダウを気にしつつも過信は禁物。
日経平均は日経平均で考える必要があるのでしょう。
では、38957.44円から6994.40円まで下げた相場がどの程度戻るのか?と言うことを計算すると
0.382=19204.59円
0.5=22946.17円
0.618=26747.75円
既に半値戻りの22946.17円を突破した状況。
これだけの時間軸で考えているのですから1000円程度の誤差は許容範囲かもしれませんが、とりあえず形的には半値戻りを突破し0.618の戻りを目指しているということ。
3月までに0.618の戻りを見せて、FOMC近辺で反転してきたならば、読み通りということになりますが、果たしてそんな動きをしてくれるのでしょうか?