タカ派だとかハト派だとか、金融界で過ごしていると、最近頻繁に耳にする単語
いつから金融界でタカ派だとかハト派だとかの単語が頻繁に使用され出したのかは知りませんが、その昔は、政治の世界で使われていた単語でしょう
強硬的な政治信条をもつタカ派に対して、平和的に問題を解決しようとする穏健派だとか慎重派の人などの集団をハト派と表現していた記憶が
平和の象徴と言われている鳩ですから、穏健的なイメージになり、逆に鷹のイメージはなんとなく強硬的でしょうから、言い得て妙という印象
が、これが金融政策で使われているのだからびっくり
金融界におけるタカ派…… 物価の安定を重視し、 金融引き締めに前向きな利上げ賛成派
金融界におけるハト派……景気への配慮を重視し、金融緩和に前向きなスタンスであり利下げ賛成派
金融政策におけるタカ派とハト派
なんとなく分かっても、よくわからないイメージ
ようは、利上げ賛成派がタカ派で利下げ賛成派がハト派として覚えておくしかないのでしょう
そして、その時の景気動向によって、人物そのものが常にタカ派であり続けるとかハト派であり続けるとかということはないと思われ、個人的には利上げ賛成派と利下げ賛成派として表現したほうが、みんなにわかりやすいと思うんですけどね