上を見えればキリがなく、隣の芝生は青く見えてしまうモノ。
欲を満たせないと満足できないし、常に何かと比べたがる。
悲しいかな、それが人間の性というものでしょう。
ありあまる収入があれば別だけど、限りのある収入の中で、自分の欲求を満たすがために無駄なものばかりにお金を使っていれば、お金が貯まるわけ無い……っていうのは、中学生でも分かることだけれども、お金を貯めるという作業は非常に難しい。
自分の欲求を満たすためにお金を使っているのならば、お金を貯めるという作業は真逆のこと。
苦痛以外のナニモノでもなくなってしまうのでしょうから。
限りある収入の中でという前提条件がつくけれども、すべてを手に入れようとしても無理。
何も手にすることができずに、自己嫌悪に陥るだけ。
貯蓄をしたいのならば、無駄遣いをやめなければならないでしょうし、無駄遣いをしたければ貯蓄を諦めないとね!
無駄遣いをしながら貯蓄をしたいなんて、そんな都合の良い現象が起きることなどまず無い(笑)
貯蓄がなくても悪いことではない。
貯蓄がないからといって、警察官に連行されたり、裁判にかけられることでもない。
犯罪でも何でもないのだから、貯蓄がなくても問題なんてないのです。
無理などする必要な無いのです。
気持ちが「貯蓄>消費」ならば、貯蓄に励めばいいし、「貯蓄<消費」ならば消費し続ければいい。
中途半端な状態が、自己嫌悪となり、ストレスとなって心身ともに悪化してしまう。
できないもの、やりたくないものを無理してやることはなく、できることをすればいいだけの話。
必要となれば気持ちも変わってくるのでしょうから。
気持ちが伴わない状態では中途半端となるだけ。
実行に移せないことをあれこれ考えても時間の無駄だということになるだけでしょうからね。