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徒然日記 経済

英国のハードブレグジットを受けて、世界はどう変る?

英国のハードブレグジットを受けて、世界はどう変る?

 

英国のメイ首相が、EU単一市場からの脱退を表明。
一部報道では、ハードブレグジットなのか?ソフトブレグジットなのか?と言っていましたが、ソフトブレグジットなどありえない話で、英国の選択肢はEUからの脱退or残留しかなく、国民投票で脱退が選択されたのだから、EUからの脱退しかなかったわけ。

英国の肚の中ではもちろん、EU脱退のカードをちらつかせれば、移民だけを受け入れずにモノだけは自由に行き来できると思っていた部分があったのかもしれませんが、EUがそうは問屋が卸さないとばかりに、ハードブレグジットのカードを突きつけてきた状態。

EUの対応は当たり前だと言えば当たり前。和を乱すようなことをする奴は排除……しかも、英国はポンドを手放していませんでしたから、単一市場の原則であるヒト・モノ・カネの自由な行き来をせずにEUに加盟していたわけ。
ヒト・カネを排除して、モノだけでEUに加盟していようなどということは、ハタから見ても許される行為ではないと思う次第。

英国がここまで正式な発表を遅らせてきた事自体が不思議なくらい。
しかし、これで英国がEUから正式に脱退することが決まったわけですから、道筋をはっきりさせたという点では素晴らしい成果なのでしょう。

これで経済界などは揺れています。英国に会社や工場などがある会社は今後の戦略を早急に変更せざるを得ません。英国で作り上げた製品などをEUに入れれば「関税」が掛かってしまうのですから。

英国のEU脱退は、英国にとってもEUにとっても世界にとっても痛手でしょうが、決まったことは仕方がない。英国国民の多数が「移民>経済」ということを選択したのですから、英国国民ではない我々は尊重しないとならないのでしょう。そして我々にはこの流れに合わせて流れに乗るという選択肢しかないわけです。
大きな流れが変わったわけですから、その流れに乗らないことには飲み込まれるだけですから。

 

「この先どうなるのか?」と、考える方もいらっしゃるかと思いますが、現在はグローバル化された状態。英国のEU脱退は大きなニュースですが、これだけで世界が動いてるわけではありません。
01月20日には米国でトランプ大統領が誕生します。就任前からさまざまことをやっていますから、この先、何をしでかすのか?わかったものではありません。米国のトップに立つと言うことは、世界のトップに立つことと同義。そのトップに立つ人間が、訳のわからないことをしでかそうとしているのですから、怖い世の中になりそうです。

そう言えば日本にもいました。間違って政権を獲ってしまい、瓢箪から駒的に総理大臣になってしまった宇宙人が……
まぁ、日本の総理と米国の大統領とを比べること自体がおこがましいかもしれませんが、トランプ大統領は4年間持ちますでしょうかね?

世の中の流れを俯瞰して眺められる人が、有利な時代だと思います。

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