けせらせらFP事務所

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生命保険・医療保険はいらない!?

生命保険・医療保険はいらない!?

永遠に言い争いの絶えない話ではありますが、生命保険や医療保険が必要であるか?それとも不必要であるか?
自分の中では明確な位置づけがあります
忖度抜きで何処でもそう言ってきたこと
結論から申し上げると「不必要」です

ここで読み終えてしまうと誤解が生じてきますので、何故「不必要」なのか?
これを述べておきたいと思います

細かくお話しをさせて頂くと、「『不必要』の立場から検証を始めましょう!」
という立ち位置なんです

何だって高級なモノを手に入れたり身につけたりする方が何かと安全だし安心でしょうから、高級な保険を購入することに問題はありません
ここでお断りしておきますが、生命保険・医療保険が不必要な立場であると同時に、保険商品を購入する(買う)という立ち位置です
保険に加入するわけではなく、保険を買っているということ
小さいことですが、この辺りも捉えておいて頂ければと

で、FPという立場だと「保険屋さんでしょ?」からスタートされます
イメージですから否定することも面倒なので「ハイ、そうです」と曖昧な返事を繰り返します
しかし、FPといったところで、保険屋さんでもなんでもないのです
実際のところ、保険の紹介を頼まれればしますが、頼まれなければ一切しませんし、そもそも保険を販売する資格を持っていません

「そんな立ち位置のFPが『保険不要論』を説くのは説得力がない!」
確かにおっしゃる通りかも知れません
しかし、たぶんですが、それなりに保険のことは知っているつもりです

まず保険選びについて大切なことはなんでしょう?
そうです、先程も申し上げたように「購入しない」ことを前提に考えて行くということです

あなたは何故保険について疑問や質問を持たれていますか?
「新入社員で会社に来る保険のおばちゃんに勧められている?」
「入った会社、提携の保険に加入するよう迫ってくる?」
「知り合いから加入を頼まれて?」
「満期とか書き換えの時期が来たから?」

人間には付き合いというモノがあるでしょうから、それを否定するつもりはないですから、言われるがままの保険を購入するのも良いでしょう
全て自己責任ですので、それはそれで納得する必要があります

こういう付き合い的なことを除いて、相談を受けたときにまず聞くのは『家族構成』です

独り者なのか?家族を養っているのか?養っている家族はどのくらいいるのか?
色々なパターンがありますので、このあたりは人それぞれ
あなたが何処に属するのか?を思い描いて下さい

そして次に現在の資産額
これも重要です
例えば10億円を持っている方が生命保険や医療保険を購入する必要がありますかね?
他人のことなどどうでもいいでしょうから、あなたはどのくらいの資産を持っていますか?

もしあなたが亡くなったとき、独り者ならば葬式代くらいあれば大丈夫でしょうし、家族を持っていればどのくらいの資産があれば家族が路頭に迷わずに済む?
カツカツで考えてもいいですし、余裕を持って考えても良い
それも人それぞれ

もうこの時点で独り者ならば、葬式代くらいあれば生命保険は必要ないってことになりますよね
仮に大病をして医療保険が必要になると言っても、高額療養費制度が今の日本には存在していますから、葬式代の用意があればなんとかなるわけです

葬式代がない!とかもう少し余裕を持ちたい!ということでしたら、預金を増やすか?保険を購入するか?の選択肢が生まれてきます
ようやくここで「保険の購入」ということになります

家族持ちであっても同じようにそれぞれの家族のパターンで考える
これが重要なんです
「みなさん、これくらいの保険ですよ」
なんて言葉に「面倒くさいから」とか「みんながそうなら」と、自分のライフスタイルなどは二の次でホイホイ保険商品を購入してしまう
良いか悪いか分かりませんが、だから保険屋さんは立派なビルが一等地にポンポンと建っているのでしょう

別に保険屋さんがあなたを騙しているわけではないのです
保険屋さんは保険を売ることが仕事
あなたのライフプランに合わせた保険を運んできてくれるボランティアではないのです
しかも悪い商品を売りつけているわけではなく、立派な商品を運んできていくれているのです

ただ、そのつるしんほうの商品があなたの身の丈にあっているかどうか?ということです
保険はオーダーメイドで作り上げたいモノです

これで納得頂けましたか?
保険は「不必要」から考えていく理由

現状のあなたにどのくらい足りないのか?
それを補うために購入するのが保険
それ以上でもそれ以下でもなく、あなたにピッタリの保険をあなた自身が選んで下さい

今回は「資産」に絞ってお話しをさせて頂きましたが、人間ですから足りないところがそれなりにあるかと思います
満ち足りている方は必要ないですが、足りない部分があって不安を感じるのならば、安心を買うためにもやはりご自身で保険を選択して購入することがあなたのためになると思います

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