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東京23区で唯一人口が減少している区があった!

東京23区で唯一人口が減少している区があった!

 

日本の人口減少がハッキリと数字に出てきました。
総務省が発表した国勢調査の結果、日本の人口は127,094,745人。
前回の調査(平成22年)から-962,607人。
0.7517%の減少率。

これが東京都となると、都民は13,294,632人で、前回の調査から377,472人の増加で2.92225%の増加率。
これが特別区部(23区)となると、人口が9,272,740人で、327,045人増加して3.65589%の増加率。
我が街、江東区は498,109人の人口であり、37,290人増加し、増加率は8.09211%。
江東区は海っぺりにぽこぽことマンションを建てたから……学校が子どもの人数に間に合わないのに、ぽこぽこと建設許可を出しちゃって何考えてんだ?と思っていたら、まぁ、区長が東京五輪の利権なんかと絡んでいるとかいないとか……。
話がそれてしまうのでもとに戻しましょう。

東京23区において、人口が減っている区が1つだけあります。何処だと思いますか?個人的にはビックリですし、理由もさっぱり分かりません。
都心の千代田区とか港区、中央区あたりをイメージしてませんか?
なんだかんだ言っても、マンションは建っているわけで、都心でもジワジワと増えているんです。
しかし、減っている区がある。
それは「足立区

足立区 :人口670,122 人 13,304人減少 1.94666%の減少(平成22年の国勢調査比)

足立区に何があった?土地だってないわけじゃないだろうし、北千住あたりは大学なんかも誘致しているのに、人口減少って……これまでの足立区に対するイメージの問題か?

 

人口を増やすって簡単なことじゃないですよね。
簡単に増やすのは移民の受け入れでしょうけど、これは大変でしょう。
治安の問題もあるし、イギリスがユーロから抜けちゃったのも「移民問題」が大きな焦点のひとつだったようですから、移民受け入れをしちゃうっていうのは、現実的に難しいことなのでしょう。

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しかし、このまま人口減少を眺めているわけには行かないのでしょう。
人口を増やすとひと言で言っても、労働者人口を増やさないとならないわけで、高齢者だけを増やしても歪んだ人口構成になってしまいます。

そしていきなりの移民を受け入れずに労働者人口を増やすとなれば、20年とか30年計画で子どもを育てて行く必要があるのでしょう。
子どもを育てると言っても、1人の子どもを育てるのに、1千万円とか2千万円掛かると言われ、それを稼ぎ出すだけの土壌が日本国内に存在するのか?って話。
仮に働く場所があっても子どもを育てる環境がなければ、子どもは育たないわけ。

で、子ども対策に国が本腰を入れろって話になるんだけれども、先立つモノがないってことに。
誰だって増税は嫌だけど、増税せざるを得ない。しかし、政治家だって自分の職を懸けて増税なんてしたくないだろうし、下手に増税だけをしてしまえば、経済の失速につながって、子ども対策という未来よりも今生きている人間に金を使えという話になる。

難しい話ですが、増税もせず、お金を生み出す簡単な方法があって、現在進行中?と思われる状況になっていると思っています。
それが、キャッシュレス化とマイナンバー。

キャッシュレス化で数字だけのやり取りとなれば、国はお金の流れをつかむことが容易になり、マイナンバーで紐付けされてしまえば、裏金を作ることができない。
現金のやり取りが不可能な時代になってしまえば、不正がやりにくくなり、税金がたんまりと国に入ってくる状況に。

ただ、弊害も出てくると思いますよ。裏金というか隠し金の存在で成り立っている社会もあるでしょうし、へそくりだって死語となる可能性がある。
すべての数字を国が管理するなんて、個人の尊厳に関わる状態になるわけで、抵抗が大きくなるだろうけど、不正がなくなるだけで、国は相当潤ってくると思いますけどね。
裏金だけにデータが有るわけではないので、憶測の域から抜け出せませんが……

まぁ、国民一人ひとりが、正直に生きていれば、国は潤うとは思います。しかし、それを扱う政治家が人として立派な人でないと、ケインズ理論だって崩壊させられてしまうんでしょうね。

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