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徒然日記 資産運用

景気が本当によくならない原因

景気が本当によくならない原因

 

中国の景気後退だって言われているけど……

 

原油の下げが止まらない。
原油価格といえば、経済指標のひとつにも見られる存在であり、あまりにも安くなる現象という状態は、見た目が悪くなる。

原油価格が下がれば、ガソリンなどの価格が下がって、消費者にとってはありがたい話となるわけですが、喜んで喜んでばかりもいられないというのだから困った話。

NY原油月間足

今回原油価格が下がっている主な要因と言われているのが、中国の景気減退。
中国だってこれまで頑張って世界の景気を牽引してきたのだから、減退だってするでしょ?って話し。
二桁成長していた中国の景気が7%の景気上昇となったから景気減退って……
もちろん、中国の発表なのですから、何処まで本当かどうかなんて分かりませんがね。

これで世界中の景気の悪化に発展するって話だからたまったものではありません。
原油価格が下がれば、米国の企業だってエネルギー産業が多いのですから、原油価格の下落は収益の悪化に繋がるし、米国の企業の業績が落ちれば、世界で景気を浮上させられるような国は存在せずって話になってしまう。

 

必要悪なんだよ、奴は……

 

主な要因は中国の景気減退がスタートだって言っているけど、個人的には違うと思うわけ。
ヒキガネにはなっているかもしれないけど、原油価格を煽った連中がいるでしょ?
その連中が存在しなければ、そんなシステムを構築しなければ、こんな状態には少なくともなっていない筈。

ようは、金融経済が最悪だって話。
原油市場に大量の資金をぶち込んで煽りに煽って、その市場価格に実体経済が追いつくように設備投資をすれば、さっさと原油市場から逃げ出すのだから始末に終えない。

資源バブルなどと言われていますが、よってたかって金融市場が勝手にバブルを作り上げたんだと思うよ。
金融工学みたいなものが発展したことによって、実体経済との乖離が大きくなり、実体経済は悲惨な目にしか合わないってことだと思うわけ。

バブルを簡単に創り出すことができる、金融経済ってのは、必要悪なのでは?

 

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