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日本国債が暴落し、日本が破綻する日

日本国債が暴落し、日本が破綻する日

日本の国債が暴落するだとか、日銀が倒産するだとか、面白い話がたくさん出ています。場合によっては、ハイパーインフレが日本を襲うという話もまことしやかに流れています。
本当だったら大変なことですし、今の世の中、何があってもおかしくないですから、頭の片隅にでも……

と、思ったりはするのですが、日本国債が暴落するとどうなりますかね?金利負担が大きくなり、ハイパーインフレも出てくるのかもしれません。
まぁ、マイナス金利を導入しているときには、金利が暴騰するって話もどうかと思いますが、真逆のことをいうとインパクトは強いですから(笑)

現在、日本国債は日銀が買っています。だから暴落のしようがありません。暴落のしようがないから、金利だってマイナス金利なのでしょう。
「日銀が買うことをやめたら?」となるのでしょうが、買い手がいなくなれば下がるのでしょうが、マイナス金利でなくなれば、書いても増えてくるのでは?捨てる神あれば拾う神ありってやつで、日本国債から遠ざかっていた投資家が戻ってくるかもしれませんから。
「日銀が買わなくなったら」という仮定の話に対してですから、「他の投資家が出てくるのでは?」という仮定の話で十分でしょう。

そもそも日銀が倒産するときは、日本政府も破綻しているということでしょう。ですから、日本で暮らす価値がなくなっているという状態でしょう。言葉は悪いかもしれませんが、無法地帯。想像できないことが起こるのが今の世の中ですから、想定しておく必要はあるのでしょうが、防ぎようがないことです。ただ、日本政府が破綻しますかね?って話しです。
借金をたんまりしていますが、日本国民から借金をしているのであって、海外勢からの借金は全体の1割。怖くないと思うんですよ。
親が子どもに借金をして、必死に返済しますか?子どもが目くじらをたてて返済を求めますか?
一緒にはできませんが、日本政府の借金をムキになって返済を求めなければ問題ないでしょ?しかも、日本政府は借金をチャラにできる秘技も持っていますから。

ギリシャより云々という話がされますが、ギリシャと日本とでは全く立場が違います。
先にも上げた借金をしている相手が違うこと。
そして、ギリシャは貨幣を造り出すことができないのです。

日本はいくら貨幣を造り出しても、マーケットがすべてを判断するのでしょうが、ギリシャはユーロ圏でのルールの中で動いています。「信用」という名の手かせ足かせは日本にもあるのでしょうが、ギリシャには「信用」の他にユーロ圏のルールがあるのです。

貨幣をガンガン造り出せば、ハイパーインフレだってある?ってことになりますが、ガンガン造り出せばの話で、それもマーケットが判断することです。

その昔ならば、金(GOLD)の保有量が貨幣を造り出す量を決めていた部分がありましたが、今の時代は「信用」だけ。マーケットが認めれば、問題ないわけです。

パンダ

そして、日本がおかしくなったと仮定した時、世界中はどんな状態になると思いますか?リーマン・ショックの比ではないでしょう。
中国を見ても分かるように、中国政府の発表する経済指標など、誰も信用していないのでしょうが、嘘だと分かっていても良い数字を出していれば、問題なく世界経済は動くのです。
「シャドー・バンキング」という言葉が、少し前はマーケットを支配していましたが、今となっては誰も相手にしていません。と、いうよりも、見て見ぬふりなのかもしれません。良い数字など出ているはずがないのですから、解決済みになっているわけなどないのに、誰も見ようとしない。
見ちゃえばアベノミクスなど一瞬で吹き飛んでしまうでしょうからね(笑)

そもそも、ギリシャがおかしくなったのだって、正直に暴露してしまっただけ。それまでの嘘が一気に出てきただけの話であり、雰囲気を崩さなければ問題ないってことなんだと思われます。

ようは、景気というものは雰囲気だけ。
雰囲気がよくなれば、実際の数字などどうでもいいわけです。マーケットが判断すると何度か申し上げてきましたが、マーケット自体が雰囲気で成り立っているのですから、すべてが雰囲気なのです。

まぁ、日本の破綻というものに警戒をしておく必要はあるのでしょうが、無意味な行為になると思いますけどね。

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