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戦後3番目の低い投票率でも、絶対安定多数って言えるの?

戦後3番目の低い投票率でも、絶対安定多数って言えるの?

2021年衆議院選挙も終了し、自民が単独で絶対安定多数の議席を確保だということです
そして、投票率は55.93%前後で戦後3番目の低水準
推定投票率、55.93%前後 戦後3番目の低水準か【21衆院選】

こんな状況を受けて為替はドル高円安気味に推移し
日経平均株価は飛んでいます

与党が勝利して円安って
この政権はどんな見方をされているんでしょうか?
日経平均株価の上昇を見れば
円安に推移していることが
これまでの感覚からすると不思議

昔と今では違いますし
その時その時の都合もあるでしょうから
マーケットが「A=B」というような公式に当てはまる筈もなく
円安気味に動いても不思議ではないのでしょう

そもそも「絶対安定多数」ってどういうことか知っていますか?
「与党が半数を超えていれば過半数ということになって安定なのでは?」
そんな風に思っていませんでしたか?

恥ずかしながら、調べるまで「安定多数」と「絶対安定多数」そして「過半数」の違いを知りませんでした

こういうときは日経新聞に限る!
きちんと解説がされておりました

▼絶対安定多数 与党が安定して国会を運営するために必要な議席数の目安。衆院であれば261議席となる。衆院に17ある常任委員会の委員長ポストを独占し、委員会で過半数の委員を与党が確保できる状態を意味する。中立的な立場をとる委員長の判断がなくても、与党は自党の議員だけで法案を可決できる。

日本経済新聞

よって、過半数は233議席、安定多数は244議席、絶対安定多数が261議席
野党を無視、強引に事を進める気になれば進められてしまうっていう議席数が261議席

ついでに「憲法完成までやっちゃう?」となると
2/3となる310議席が必要なんですが、与党と維新・国民民主で2/3を突破ですから
憲法改正ができるかどうかは別ですが
今回の選挙でも憲法改正に向けての議論はできるようです

そんな状態においても投票率が戦後3番目の低さ
何を言ってもどうやっても投票率は上がらないようで
仕方がないことなのでしょう

投票所が近ければ
「散歩がてら行こうか?」
って気にもなるかも知れませんが
雨がチラつくような空模様の下では
「面倒」が先に出てきて放棄となるのが人間の性

投票は権利ですから
強制されるものではなく
権利を行使したい方は行使し、不履行としても問題はない

少しでも投票率を上げたいのならば
スマホで投票できるようにするだけの話

何処に居てもネットさえ繋がれば投票ができますし
期日前投票だってあまり必要なくなる

ネット環境の問題はあるでしょうし
セキュリティ対策も必要ですが
アナログでもデジタルでも一定数の不正があることを前提に事を進めれば
問題はないように思うんですけどね

何はともあれ選挙が終了し
選挙公約などその時だけのものでしょうから期待せずに
日々の暮らしを粛々とこなすだけの国民ではあります

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