「他人の痛みを分かりなさい!」だとか、「他人を思いやりなさい」だとか、小さい頃には「自分のことよりも他人のこと」ということを幼稚園の先生や親から教わった覚えが……。
日本には根付いていませんが、キリスト教の世界では寄付の文化が根づいており、これも他人に対する思いやり。
個人的なイメージですが、米国人なんて自己主張だけが強いイメージがありますが、「寄付」という形でちゃんと他人に対する思いやりの文化が存在しているわけです。
一時流行った「おもてなし」だって思いやりの文化。日本人のDNAには「思いやり」ということが勝手に根付いているのかも?
そして「忖度」。
この忖度の意味は「他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。」と、デジタル大辞泉に出ていました。
何故か「忖度」って言葉が、「悪」を示すようなイメージに仕上がっていませんか?
他人を思いやってやったこと。
それをギャーギャー言うって、なんて心が狭いんだ?と思いませんか?
もちろん、他人を思いやって犯罪に手を染めることはいけないこと。
犯罪は犯罪でしっかりと罰を受ける必要がありますが、今は何故か「忖度」がいけないことになっている模様。
別に現政権がどうなろうと知ったことではありませんが、冷静になれずに本来の意味から掛け離れたところで、踊らされてしまっている人たちって、なんだかどうなんだろう?って思うんですけどね。
うまく踊らせた方々は「シメ、シメ」と悪代官のようにほくそ笑んでいるのでしょうが(笑)