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別の道を歩むのも、それまた人生ってやつでしょう

別の道を歩むのも、それまた人生ってやつでしょう

一方的な言い分だけを聞いていたのでは、偏った意見になってしまい、建設的な会話が成り立たないことは百も承知。
それにしても「ブラックバイト」というのが話題。

給料の未払いに暴力…それでも若者がブラックバイトを辞めない理由

雇う方の言い分も聞かなければならないけど、完全に雇われ側の視点だけなため、出来る限り客観的に眺めてみないと、イタイ人間になってしまうのでしょう。

「時代が違う」と言われればそれまででしょうが、自己主張ができるかどうか?という、個人個人の資質にも違いが出てくると思われ、私は学生時代に文句を言い捨て、1ヶ月で辞めたバイトが1箇所あります。
「労働条件が約束と違った」というのが大きな要因。
時給1000円、交通費支給と当時では至って普通の条件。
朝9時から18時まで途中1時間休憩といった内容。
この辺までは納得して入ったわけですが、入ってみれば現場から「できたら少し早く来てくれない?」と言われ1時間早く出て朝8時から18時までになったのです。
しかし、バイト代支給日には1時間分の時給が乗ってない!
これに対して本部へ事実を告げると「好きに早く出ており、こっちは頼んでいない」と。
本部と現場とで連絡が行っていなかったのか?現場が都合よく私を使ったのか?は分かりませんが、その場で「働いた分だけ頂戴できないのならば辞めさせて頂きます」と席を立ち上がりました。
話し合うなんてことはありません。
不信感のあるところ、嫌なところで働いていい仕事など出来ませんから。
大学3年の真夏の出来事。
その後すぐにバイト先を見つけ、そのバイト先では大変お世話になり、卒業まで働かせて頂きました。

 

悪魔

いろいろな要因があり、バイト探しは大変なのでしょう。
たしかにそれは理解できる。
学業と両立させることだって、奨学金などのことを考えれば、一度始めたバイトを簡単に辞めるわけには行かない。
それもよく分かる。

でもね、文句だけを言っているのでは、建設的な話しは出来ないと思うんです。
学費が高いと言っても、高い学費であることは、入学前から知っていることであって、今更の話ではないわけ。
同じような境遇であっても、きちんとこなしている学生さんもいらっしゃるわけでしょ?
その学生さんの動向を分析し、どんなバイトをして、学業と両立をしているのか?ということから入ってもいいんじゃない?

雇う側も悪いところばかりじゃないですよ。
悪いところなんて辞めればいいんです。もちろん、簡単に辞めさせてくれないというところもあるようですから、そういうときのために法的手段があるわけです。注意しておきたいのは、法律は「弱い者を助けてくれるためのモノではなく、法律を知っている人が都合よく利用できるモノ」だということ。

たった一度の人生です。つまらないバイト先のおかげで、人生をつまらなくしてはもったいない。
自分に非がない自信があれば、強気に出て大丈夫。
しかし、自分には非がないということを客観的に証明できなければ、自分勝手だとなるだけですから気をつけておきたいところです。
変なところで働いていては、朱に交われば赤くなるではありませんが、いつの間にか精神までが同じ穴のムジナになってしまいます。

石に気付かずにつまずいて転んでヒザを擦りむいたと諦めて、さっさと違うバイト先を探したほうが、先々を考えれば賢明だと思いますけどね。

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