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人口が1億人を切っても怖くない!これからの人生で大切なキーワード

人口が1億人を切っても怖くない!これからの人生で大切なキーワード

日本の人口が2053年に1億人を割り込み、2065年には88,077千人になっているだろう。
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が発表した数字。

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は10日、長期的な日本の人口を予測した「将来推計人口」を公表した。1人の女性が生む子供の数が今と変わらない場合、人口は2053年に1億人を割り、65年には15年比3割減の8808万人になる。働き手の世代は4割減とさらに大きく減る見通しだ。(出処 日本経済新聞

 

人口が1億人を割り込むということも大きいことかもしれないですが、2065年に働き手世代が4割減と言うのが非常に大きい。
今から50年程度後のことですから、私には関係ないと言えば関係ない。しかし、子どもたちには関係のあることですから、何処かの時代で手を打つ必要があるのでしょう。

人口が増え続けないとどうにもならないというのもおかしな話で、現状維持でも問題ないと思うわけ。人口総数よりも基準人口でしょう。どう見てもスタイルが悪い。土偶みたいなシルエットでは、あまり美しくない。理想は正三角形でしょうが、上底の長さが下底の長さよりいくらかでも短い台形の形でもなんとかなる。

今のこの図形から上底より下底を長くするには……
1:上底を下底に合わせて短くする。
2:下底を上底に合わせて長くする。

上底を下底に合わせて短くすることは、今の医学の発展からすれば逆行している話になるし、非人道的な発想となるため、議論の余地なし。
よって、下底を上底に合わせて長くする必要があり、選択肢はこれ以外ないのかも知れないと思う次第。

下底を上程に合わせて長くするには、出生率をあげるしかないのでしょうし、自然と人口増加に繋がる。イタズラに人口だけを増やしても食糧問題などが出てくるし、狭い日本でそんなに人口を増やしてどうなる?ということも出てきてしまいますが、今回は一切無し(笑)。自然の流れで上底に合わせて下底が長くなれば理想的ではあっても、そんな理想的な形が出てくるのならば、今頃こんな話しをしていない。

現実の話として、専門家が長いレポートを出しているわけで、真剣に考えなければならない内容。そして、答えは決まっており、子供の数が増えなければ、日本は立ち行かなくなることが想像に難しくないと言うこと。

戦後2度のベビーブームが起こりましたが、第一次ベビーブームは、戦後の安堵から子どもを作った。
第二次ベビーブームは、第一次ベビーブームの子どもたちが巻き起こした。
ならば、第二次ベビーブームの子どもたちが、第三次ベビーブームを引き起こしても……
とは、上手く行かない。

第三次ベビーブームを巻き起こしてくれるであろう世代が20代の後半になるときには、バブル崩壊後の失われた20年の真っ只中。結婚すらできない状態になり、結婚をしても子育てなど……という状況になってしまい、日本でのベビーブームを期待するのは難しいのでしょう。

何かの起爆剤、つい最近の話をすれば、日銀のとった金融政策である「異次元緩和」並の起爆剤を投下しないと出生率のアップには繋がらないのでしょう。
この辺のことは、何をすれば良いのか?などさっぱり分かりませんから、触れないでおきます(笑)。

で、これから老人になっていく人々は、一にも二にも「投資」がキーワードになる。日本人には「投資」という言葉を嫌う傾向があるように感じますが、これからの時代はすべてが「投資」になると思われます。
まず、年金に大きく頼らないように「投資」の術を身につけておく必要があるのでしょう。どんなことをしても生きていくにはある程度の資金が必要になり、十分な蓄えを作るためにも「投資」は重要になってくると考えられます。もちろん、蓄えを作らなくとも、投資し続け利益をあげ続けられるのならば問題ないわけですが、そこでもやはり「投資」が必要になります。

そして、長生きをしてしまうわけですから、長い期間働くという選択肢も出てくるのでしょう。定年後も働けばそれなりの生活を維持できるわけで、これもやはり年金だけに頼らない方法のひとつ。
この長い期間働くために必要なモノが健康。健康への投資と言う言葉が出てきます。

これまでは知識を得るための自己投資という言葉だったと思いますが、これからの時代は、健康で長生きをしてしまうための健康への投資が必要なのでしょう。健康寿命が伸びれば、みんながハッピーですからね。

これまでの発想では若い世代が老人を支えると言うことでしたが、年齢は関係なく健康な人が日本を支える時代になることが、自然で美しい日本になれるのではないでしょうか?

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