不思議に思うことがあります。
長期国債の金利がマイナスだと騒いでおりますが、マイナスで借りられるのならば、全て借り換えちゃえば良いのに。
国家予算の中で国債の利払いの割合がどのくらいなのか?
それが減るだけで凄いことじゃない?
ということで、財務省のHPに行ったところ、平成27年の一般会計予算が丁寧にグラフにもなって出ておりました。
10.5%ですよ、10.5%。
1割だってことです。
国家予算が約96.3兆円で利払が約10.1兆円。
この約10.1兆円が消えるだけで、どうなる?
と、思ったのですが、現政権が期日前償還はしないと言っているのだから、やらないんでしょう。
折角の好機を無駄にしようとしているのですから、どうなんでしょうかね?
やらないのならばやらないだけの代案がないと、この「マイナス金利」という好機を無にしてしまう……
そこで、お得意の公共事業でもやらないんでしょうかね?
今ならお金なんて借り放題で、金利だってマイナス。
借りたお金以下の償還で構わないのだから、ガンガン借りて積極的に投資をしてみればいいんですよ。
国家プロジェクトとして、利益のあがるモノをやって行く。
もちろん、金を国が借りて、各自治体に金をばら撒いて、各自治体が公募しながらやって行くのもアリ。
銀行がお金を貸せないのだから、国がお金を貸してみたら良いんですよ。
新規事業に低利でお金を貸して、しかも貸出の条件で10%くらいの株主になっているとか。
うまく事業が回れば、永久的に株主利益が国にもたらせられるわけで、結構いいんじゃない?
これがアベノミクスの本尊じゃ!ってところを、自ら見せてもらいたいものです。