けせらせらFP事務所

問題は解決されるために生まれてくる!

徒然日記

すべての道は「東京五輪」へと続く!

すべての道は「東京五輪」へと続く!

 

豊洲市場の盛り土問題。もう、「豊洲市場の安全宣言」でも出して終止符を打ってくれませんかね?盛り土があってもなくても安全性に問題がないのならば、まずはそれでいいんじゃないですか?
そもそも豊洲市場への移転は、築地市場の老朽化と環状二号線。
築地市場だって環状二号線が無ければ改築工事で済む部分もあったわけで、築地市場移転にこだわったのは何故か?
やはり辿り着くのは環状二号線。

環状二号線を引っ張るのは、国立競技場と選手村を1本道で繋ぐため。
選手村への予定地に道がないわけではないけれども、混在緩和という大義名分のために、環状二号線を引っ張ると。
環状二号線を引っ張れば築地市場が邪魔。

豊洲市場だって環状二号線を引っ張る計画が無ければ、豊洲市場自体がない話になるのだから、盛り土問題だって生まれなかったということになるのでしょう。

 

東京五輪の総費用が「3兆円を超す可能性がある」という話。誘致段階で7000億円だったにもかかわらず、3~4倍にあっという間に膨らんだのは何故?

経費の内訳は、主な施設整備が約4840億円、大会後に取り壊す仮設施設の整備費2800億円、大会開催時の輸送やセキュリティーなどソフト面の費用が推計で最大約1兆6千億円。ほかに、予算見積もりの甘さなどから費用の膨張が懸念され、「総費用が3兆円を超える可能性がある」とした。招致段階で示された施設工事費約7千億円の3~4倍となる。【出処 朝日新聞

 

人件費や資材が高騰しているというのは分かりますが、3倍も4倍もなってはいないはず。円安になって輸入物が値上がりしたと言うのも現在1ドル=100円前後で推移しているわけで、立候補をした2011年ならば1ドル=80円前後ですから約3割増し。
決定時の2013年ならば1ドル=100円前後ですから、現在と変わりはない状態。
円安を材料に経費が嵩んだという言い訳は3割り程度まででしょう。
人件費まで3割増しとして全体の7000億円の3割増しとして考えても、9100億円程度と言うこと。

為替リスクを考えずに試算を出すというのもおかしな話ですが、当初計画の経費が3~4倍に膨れ上がるって事業として考えたときには失敗では?

都庁

こんなことをしている間に、エンブレム問題が起きてケチが付き、そして、新国立競技場の設計のし直し。
しかも新国立競技場の中身は再びパクリ問題が出ており、ゼネコンと政治家の癒着なんて問題も出てきてしまっていた状態。
新国立競技場では「2000億円や3000億円の金を政府が出せないなんてねぇ」などと、ハナっから人の金って感覚でほざく人がトップに居るくらいですから、先が思いやられたのは事実。

そして都議の監査をしている会社が五輪関連の仕事を落札しているとか、豊洲市場の仕事を落札しているとか、落札価格が99%という驚異的な数字になっているとか、知らなくてもいいようなことがわんさか出ております。
グレーなことをやりやすい土壌を作り上げてしまった形なんでしょうね。

そもそも東京都は4000億円のプール金が出来たから、東京五輪で日本経済を盛り上げよう!ってコンセプトだったのでは?
これで経済効果が30兆円にもなるって話だったから、都民だって国民だって賛成したんじゃないんですかね?

【東京五輪=公共事業花盛り】っていうイメージと言うか、雰囲気が出来上がり、大盤振る舞いを事業者も期待をしたんでしょう。
しかし、無い袖は振れないって話でしょう。

 

何が悪いってわけではないのでしょうが、これらのすべての問題を一気に解決する方法があります。
問題を遡ると辿り着くのが【東京五輪】となっていることが明確。
ということは【東京五輪】開催をしなければ済む話であり、これ以上の支出をせずに済むということになります。

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