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徒然日記

これで過熱競争が止むのか?ふるさと納税

これで過熱競争が止むのか?ふるさと納税

そりゃそうだって話ですけど、ようやくふるさと納税に歯止めがかかってきたようです。

ふるさと納税、返礼品は寄付金の3割まで 総務省通知へ

完全に趣旨から離れてしまっているのですから、遅かったくらいの要請。
それでもまだ要請の段階。強制力はないというのですから、モラルの問題というところに訴えるということなのでしょう。

しかし上限が3割になっても、返礼品目的でふるさと納税をした方が得なのですから、都市から地方へ税金が流れ出てしまうのでしょう。
もし、下がってしまったときには、地方にとっては減収となるため、死活問題になるかも知れず、要請の段階ならば無視する部分が出てきてしまうかも?
背に腹はかえられないですし、モラルだけでは生きちゃいけませんからね。

そもそも寄付をしちゃいないし、ふるさと限定でも無いわけですから、ネーミングがおかしな状態。寄付ならば普通の寄付控除でいいでしょうし、ふるさとを名乗るのならば、自分のゆかりのあるふるさと限定にしてもいいんじゃない?
都市部から地方へ資金を動かしたいんでしょうが変な話。

返礼品なんて無くてもいいと思うけど、それでは集まらないってのならば、返礼品金額は1割でも十分だと。気持ちのやり取りなのに、気持ちが入っていないのですからどうかと思ってしまう次第。

都市部は流出を防ぐ対策がどうしても必要だと思う。やはり、ふるさと納税をしなかった人たちに対して、その自治体内で使える商品券でも配るようなことでもしないと、この先も出っ放しになってしまうのでしょう。

ふるさと納税自体のシステムは非常に素晴らしいと思うのですが、扱う側のモラルによって大きな問題になってしまっている印象。
しかし、こうやってルールが作り上げられ、良いモノになって行くのでしょう。と、言うことを期待してやみません。

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