TPP離脱の大統領令に署名したトランプ米大統領の本気度と覚悟

 

トランプ米大統領がTPP離脱の大統領令に署名とニュースが流れて大騒ぎ。
しかし、選挙演説のときにトランプ米大統領は「TPP離脱」を選挙公約としてあげており、これはクリントン氏が大統領になっても同じこと。
大統領候補の2人がTPP離脱を表明していたのですから、大統領令に署名するのも自然の流れ。
そして、TPPは米国の参加があっての協定ですから、TPP自体がお流れだと言うこと。
別にいまさら騒ぐことではなく、一連の流れからは十分にあり得ること。逆にTPP協定を結ぶと言ったほうがサプライズだったのですが……

これで、日本政府がどのような行動に出るのか?大変興味深くなります。TPP協定を流して、名称を変えて新たな協定を結ぼうと努力をするのか?それともTPPにしがみつくのか?
TPPにしがみついてもどうにもならないのだから、さっさと次の話に入ったほうが国益だってこと。

そして、トランプ米大統領は全部本気で言っていたということの自覚が必要なのでしょう。
国内労働者の保護や防衛、そして、国境に関しても本気なのでしょう。
大統領になるための過激な発言ではなく、すべて本気であり、実行しようとするのでしょう。

とりあえず、日本企業はどうするんでしょうかね?
米国市場に見切りをつけて、アジアや欧州にマーケットを見つけ出そうと動くのでしょうかね?

個人的に心配なのが「基軸通貨」です。米国は絶対に手放さないと思いますが、内向きの政策になった国の通貨を基軸通貨にしておく必要などありません。
3億人の市場が閉鎖的になるのは痛いでしょうが、鎖国状態と似たような状況になるのかもしれませんから、そんな国の通貨を基軸通貨になどできやしません。

では、何処の通貨が基軸通貨に?
ユーロ?円?ポンド?人民元?
まず、人民元は全体に無理。デタラメ過ぎて話にならない。
必死になって奪いに来るでしょうが、暴れれば暴れるだけ敬遠されるパターン。
強引に人民元での取引しか中国企業とはさせないと言っても、人民元は無理。

ユーロは通貨としては問題ないのでしょうが、爆弾を抱え過ぎている。
円だって、たぶん無理。世界のトップに立てるような資質が、現状では見当たりません。

すると、ポンド?
大英帝国の復活?そのためにEUからの離脱?時代がこれを求めていた???

まぁ、なんだかんだと、トランプ米大統領は本気でしょうが、基軸通貨を手放すくらいならばって話がそこら中で出てくると思います。
基軸通貨は第2次世界大戦で米国民の多くの血で勝ち取った産物。
手放すようなことは決してないと思います。
トランプ米大統領に内向き政策は基軸通貨を手放す覚悟があるのでしょうか?
トランプ米大統領の時代がどのくらい続くのか?内向きの政策が果たして米国にとって有益なのか?
日本の例を見れば2年も見れば結果が見えてくるのでしょう。

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