保合いと 髪はやがて 抜けてくる

ここ2ヶ月程度、20,000円を挟んでの攻防戦を繰り広げている日経平均株価。
2ヶ月程度の保合いを繰り返していれば、それなりのパワーが貯まっていると思われ、そのうち上に出るか?それとも下に出るか?の選択を迫られてくると思われます。
普通ならば、抜けた方に素直について行くことが望ましいと思われますが、現時点で考えられることを考えておきたいと思います。
事前に手を打つことが出来れば、それだけリスクを減らすことができますし、リターンを大きくすることもできるでしょうから。
しかし、言っていることが矛盾をしてしまいますが、リスクを減らそうとした結果、リスクをより背負うことにもなりますので、注意をして頂きたいと思う次第です。

この2ヶ月間の高値は06/20の20318.11円となっており、終値高値も06/20の20230.41円となっています。ようは06/20が瞬間値も終値も高値だと言うこと。この06/20を堺に上値を出していないのですから、上値は右肩下がりのトレンドに入っていると言うことです。

06/20以降の安値は07/07の安値19856.65円となっており、終値安値も07/07の19929.09円。07/07以降は安値を更新をしていないわけで、下値を切り下げているわけではないと言うこと。

よって、瞬間高値で06/20の20318.11円から瞬間安値となる07/07の19856.65円の間で推移しているということです。
ですから、20318.11円を超えてくると強い方向にパワーが傾くでしょうし、19856.65円を割れたとなれば下向きにパワーが傾くということ。
この値幅ですから、これらをどちらかに抜けてから動いたほうが無難なのでは?と思う次第です。

これだけでは納得されないでしょうから、もう一点付け加えておきますと、相対力指数は05/08に73.30という数字を出しています。そこから価格は上昇していても、相対力指数は右肩下がりに推移しておりますから逆行現象となっています。
そして、相対力指数は下抜けをしていますので、相対力指数との逆行現象が完成。
売りのシグナルをなんとなく出している状況です。

そして、もしもの話ですが、13週移動平均線割れの終値を出してきたときには、下に走る可能性がだいぶ高まるということも付け加えておきます。

これらのことを踏まえて結論に入ると、あまり強気をしたくない状況。
突っ込んでも、まずは19300円割れを出すと満足するのかな?という状況ではありますが……

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