都合の良い考え方が大きな損失を招く

時間軸を考えてみたいと思います。時間軸と言ってもチャートを見るときの時間軸になります。5分足なのか?それとも1時間足なのか?
4時間足でも日足でも、もちろん週足でもいいのですが、どの時間軸を基準にして相場・マーケットを考えているのか?ということです。

どれが正解だとかというものはありません。あなたの投資スタイルによってチャートを選択すればいいのでしょう。あなたの投資スタイルが超短期でありながら日足や週足を見て判断することもないでしょうし、中長期的な時間で相場を考えているのに1分足など見やしないでしょう。

右肩下がりのチャート

どのチャートでも一緒ですが、仕掛けたチャートで手仕舞うというのが基本。極端な言い分になりますが、1分足で買いシグナルが出たと判断しても運悪くストップロスとなってしまうとき、とっさの判断で週足を眺めれば売り相場の形であるけれども、日足に目を移せば買いっぽい形のため、ストップロスを無視して放置したとかという行為はいただけない。自分のポジションが可愛いあまり、自分のポジションに都合の良いチャートを都合よく選択していたのでは、良い結果が生まれてこないのもアタリマエのことになるのかもしれません。
1分足で仕掛けたならば1分足で手仕舞う。週足で手仕舞うのならば、仕掛けも週足でスタートさせないとならないということでしょう。

この都合の良い考え方の中には、「損をしたくない」という思いが多分に含まれていると思います。誰だって損などはしたくないですし、損をしたくて相場・マーケットをやっている人は皆無かもしれません。
ですが、小さな損失を嫌い都合よく相場・マーケットを考えてしまう危険性。そんなところに相場・マーケットの落とし穴が待っており、大きな損失を招く原因になっているのでしょう。

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