相場の格言に「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)笑う、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずく、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」と言うモノがあり、2017年は1月4日が大発会の酉年。
大発会の週が終了しようとしておりますが、どんな調子なのでしょう?
日経平均株価週足チャートですが、このチャートからですと18000円を割ってこないと弱い相場とは言えないような形になっています。
19000円割れでもしっかりと割れば悪い形となりますが、弱い相場だとは言えない。
強い相場=買い相場
弱い相場=売り相場
弱い相場だとは言えないのですから、週足からの現状の形からは18000円割れの形をしっかりと出してきてからが売り相場であり、それまではここまでの上昇に対する押しの範疇だと思われます。
あくまでも週足の形であるため、時間軸を具体的にした日足の形からの見解となると、もっと早い段階で売り相場ということも可能だと思われます。
さて、週足からの注目ポイントとなると次のことがあげられると考えております。
1:6週移動平均線
2:13週移動平均線
3:遅行線と先行下限のデッドクロス
4:相対力指数
5:2015年11月の高値
これらのことを眺めながら対応していきたいと思います。
一日に1回はチャートを眺めておきたいですね。