けせらせらFP事務所

問題は解決されるために生まれてくる!

稼ぎも学歴も三流の親が子ども2人を都立高校から国公立大学へ進ませた方法

辛さの共有

辛さの共有

「一緒に勉強をする」と言っても、教えることなどほとんど皆無状態
たぶん、現役のときには学んできたことなんでしょうが、すっかり忘れている始末

中学生の教科書を最近見たことがありますか?
数学でも英語でも社会でも眺めてみると良いですよ
すぐに眠くなりますから!

老化の進んでいる脳に、昔やった勉強をもう一度と言ったところで、暗記モノはとにかくキツい
数学に至っては公式から覚え直すありさま
脳は便利にできているもので、普段使っていないモノは忘れてくれている

どんなに偉そうなことを言ったところで、何か教えることなど出来ず、普段は暗記したものを言い合ったり、数学の公式を言ってみたりということの繰り返し
テスト前になると、問題集を解くのみ

今の時代はネットにいろいろな問題などが転がっています
それを一緒に解く
先に解いたほうが勝ち
ただそれだけ

日常から勉強に触れていれば、嫌だとか何だとかのセリフは出てこない
個人差はあるでしょうが、長い時間やれば嫌気も出てくるでしょうが、毎日短時間の積み重ね
これが後々大きな結果を生んでくれたわけです

テスト前に問題集を解くと言っても、メインは都立高校入試
中間テストだとか期末テストは都立高校に入るための内申点が取れていればいいくらいのイメージ
テスト結果が良ければ褒めますが、テスト結果が悪くても「次頑張ろう」と励ますだけ

テスト結果が悪いからと言って怒っても、テストの点が上がるわけではなく、結果が出ているモノは変わりません
ならば、次に繋がるモチベーションのアップを図ってもらった方がありがたい
私の目的は今の勉強の結果ではなく、「都立高校から国公立大学へ進学」なのですから、中間テストや期末テストの結果で踊らされても仕方がないという考え方でした

都立高校入試のときは半年くらい前から過去問をひたすら解く
もちろん一緒に時間を測って真剣勝負
お互いの答案用紙を交換し採点
採点しているところで何処が間違っていたのか?を言い合う

これテキストで表すと短文ですが、土曜日とか日曜日にしっかりと時間を取ってヤッたのですが、1日2教科が限界
脳が噴火しそうになります
普段から勉強に触れていたつもりですが、テストとなると真剣度合いも違いますし、子どもたちとの勝負となれば親の威厳にかけて負けたくない!という思いが出てきます

錆びて動きが止まりかけている脳に油を差しながらフル稼働
勝てないことなど分かっていますし、威厳がますますなくなることも理解できます
しかし、ここで逃げたら意味がなくなると、常に真剣勝負で挑みました

たぶんですが、私が真剣に問題を解いて、言い訳を一切せず、出来なかったところを子どもたちに聞く姿勢は、子どもたちに伝わって真剣に勝負をしてくれたんだと思います

1回だけでもヤッてみるといいですよ
どれだけ辛いものかが分かります
子どもたちが辛い思いをしているのならば、少しでも和らげたり変わってあげたくなるのが親心
ですが、テストは変わるわけには行きませんし、変わったところで結果が悪くなるだけ
一緒に苦痛を味わって共有するくらいしか出来ないのです

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