貯蓄はあったほうが無難だというところまで
貯蓄がないと煽られてしまう雰囲気になっていますが、貯蓄はないよりもあったほうが無難なのでしょう。
気持ちの余裕にも繋がるでしょうからね。
ただ、貯蓄をするための貯蓄となっては、ゴールのない貯蓄となり、貯蓄が趣味に……
貯蓄が趣味だって良いと思いますけど、どうせ貯蓄をするのならば使ったほうがよくないですか?
何もしなくても収入が非常に多く、贅沢三昧な暮らしをしていても貯蓄ができてしまっているのならば別ですが、貯蓄をするとなればそれなりの我慢をする部分が出てくる方が多いかと。
死んだら貯めたお金も使えやしない。
死ぬ前に綺麗に使い果たせば、ヘタな相続争いにもならずに済む。
「我慢などしたくない!稼いだ金は綺麗に使いきってやる!!」と、江戸っ子さながらの気風のよさを全面に出して生きるのも良いと思います。
貯蓄など放棄しても、それも生き方のひとつ
貯蓄をするのは簡単な話です。
ただし、言うは易く行うは難しの世界。
収入が支出を上回っていれば、貯蓄ができるのです。
難しく考えることはなく、ただこれだけの話。
収入が少ないのならば増やす努力をし、支出が多いのならば減らす努力をする。
努力をしないことには簡単に貯蓄などできやしないわけで、「収入は増えないけど、支出を減らすなんてストレスが溜まるから嫌だ!」ってことならば、貯蓄を諦めるのが無難。
だって、無理だもん(笑)
日々の暮らしの充実に焦点を当てているのですから、貯蓄などできなくとも仕方がない。
人の生き方に対して他人がとやかくいう資格などありはしないのですから。
貯蓄はしたい人だけがすればよいのであって、したくない人は無理にする必要はないと思う次第。
アリとキリギリスのイソップ童話だって、最後にはキリギリスはアリに助けられるのですから。
まぁ、原作のアリとキリギリスでは、キリギリスは死んでしまいますけどね。
楽しい人生を送るために
本当に貯蓄をしたい方は、「貯蓄をする目的」があるといいと思います。
例えば……
- 住宅購入の頭金
- 老後資金づくり
- 教育資金づくり
などなど……
目的がないと辛いですからね。
お金に色を付けるのはどうかと思いますが、色を付けて分類するのも一つの方法。
一歩進んで、低金利で運用し、目先資金が足りなくなったからと高金利で借りてしまったのでは、本末転倒の話になりますが……
お金などは使ってナンボのものです。
しっかりと貯めて、有効に使ってあげることが、お金にとって幸せなことなのかも知れませんね。