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徒然日記

裏口入学は感情論的には問題でも、本当に問題なのは贈収賄

裏口入学は感情論的には問題でも、本当に問題なのは贈収賄

東京医科大学の裏口入学が話題ですが、裏口入学って表に出てこないだけで、いつの時代でもそれなりにあったんじゃないですかね?
世の中、需要と供給ですから、需要があれば供給しちゃうんじゃない?

裏口入学を肯定するわけじゃないけれども、裏口入学自体に違法性があるのか?となったときに、違法性はないような気がする。
感情論は抜きにして、違法性があるのか?それともないのか?というだけで言えばの話。

東京医科大学の裏口入学も贈収賄罪ということですから、裏口入学そのものが違法だと言っているわけではないような……。

入試要項などに明確に「縁故枠」とか「寄付金枠」とか「有力者枠」とかの記載でもあれば、なんにも引っかからないと思うんですよね。
今回の東京医科大学の件は、税金絡みですから、別口になってアウトの部分はあるのでしょうが、いろんな枠で入学する方法があるのですから裏口系の入学だって……。

決して裏口入学を肯定しているわけではないんです。
入学した本人だって学力的についていけるかどうかもあるし、そんな枠があれば、学力的にギリギリの人の中で落ちる人もいるのですから、公平・公正な入試ならばないほうがいいと思います。

なのに、一歩間違えれば「裏口入学肯定」のように受け取られるようなことを言っているのかと言うと、贈収賄が問題なんだよってこと。
感情論は抜きにしないと見えなくなっちゃうよってことなんです。

ルールなんていつでも変更されてしまうんです。本質と見ていないと、とんちんかんなことで声を上げてしまうことになりかねません。

今回の件は、裏口入学そのものに違法性があるわけではなく、税金の絡んだ贈収賄の疑いがあるということ。
これを忘れずに声を上げたり報道を見ていないと、理論のすり替えにいつの間にかやられて、感情論という不毛な消耗戦に持ち込まれ、人のうわさも七十五日的に裏で手打ちをされてしまいます。

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