はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る
深くふかーく同意させてくれる一文。
石川啄木は天才ですな。
私の場合は、石川啄木先生のレベルまで働いているのか?
と、言われてしまえば疑問であり、怠け癖があって楽な生活ができないのでしょうから自業自得なのですが……
こんな暮らしを続けていて、老後を迎えたときの資金が不安!
貯蓄だってないのに、働けなくなったときにどうやって食べていく?
考えれば不安になり、まるで地下鉄を何処から入れたのかを考えているようなもので、夜も眠れなくなります(笑)
いつの世でも話題となる「老後資金」
いくら必要なのでしょうかね?
2000万円だとか3000万円だとか、1億円ないと話にならないなど、さまざまな話が出ておりますが、よ~く考えてみてください。
今のご隠居方は、みんな2000万円だとか3000万円だとか、勢い余って1億円の資産を持っているのでしょうか?
持っていない方々は、みなさん死んでいらっしゃる?
そんなことはないですよね?
あればあるなりに、なければないなりに、それぞれの方々が楽しく暮らしているわけです。
もちろん、お金があればあるだけ使えるわけですから、年がら年中旅行に行ったり、美味しいものを食べたりできるのでしょうが、なくとも楽しく生きていられるわけです。
今の生活がやっとなのに、老後資金を貯蓄しろなんて、酷なことを言われても無理!
そんなことを言われてしまえば、今の生活が楽しくなくなる!!ってもんでしょ?
出来る限り現役世代で頑張って、貯蓄ができるならば貯蓄をした方がいいのでしょうが、10年後がどんな世の中になっているのかなど分かりはしない。
極端なことを言えば、歴史などたった一日で変わってしまうのですからね(笑)
それでも、働けるだけ働いて、働けなくなるまで働いていないと、時間を持て余す方のほうが多いのでしょうから、働けるだけ働く。
そして、持っているお金の中でそれなりの生活をしていけばいいんじゃないの?
今の生活がカツカツなのに、老後資金でゆとりを持たせようなんて言っても、達成できる可能性が低いんじゃないの?
今の生活に余裕があれば、老後のために貯蓄をしておけばいいだけのこと。
カツカツならば必死に働くだけ。
後のことなど、あとになって考えてもいいんじゃない?
誰も将来どんな世の中になっているなんて分かりはしないのですから!!
でもね、私の前提にあるモノは、寝る間も惜しんで働くということ(笑)
そのくらいの意気込みで頑張らないことには、この堕落した根性を叩き直せない!
まずは、今の生活を楽しんで、必死に働きましょ!!