あれっ？と思ったのですが、これって白タクの合法化じゃない？！ってこと。
なんで今までやって来なかったの？というか、認可をしてこなかったのでしょう？
需要があるから「白タク」なる言葉が存在し、違法でも需要があるから行っていたんだろうと。
タクシー業務は認可制度なのだから、認可がなければやっちゃダメ。
これは当たり前のこと。
しかし、白タクの存在は、昔からずっとあったわけで……
で、白タクの良いところだけを貰っちゃえば？
と個人的にはずっと思っていたのです。
私は使ったことがないので、実際にどういうシステムで白タクが運営されているのかは知りません。
実際には知りませんが、相当見かけています。
もう、15年も20年も前の話ですから、今がそうだとは言えませんが、某競馬場などの前に多数のワゴン車などが待っているんです。
で、大声で「川崎方面、川崎方面」とか「千葉に行くよ、千葉だよ」などと叫んでいるのです。
大声で叫んでいる人は、叫んでいる行く先と一人あたりの料金を記載した手書きのプレートを持っているんです。
で、その人に料金を払うと、目的地近辺まで運んでくれるってこと。
相乗りにして、一人あたりの料金を格安にして、一気に大人数を運ぶ。
こっちは電車で帰ろうと思っているので、こういう人たちを横目にオケラ街道をトボトボと歩いていたのですが、このシステムってすげぇなぁーと感心していたものです。
明らかに違法だということは、呼び込みをしている方々の人相で分かる（笑）
何故、認可を受けたタクシー業者に相乗りの認可を出さないのだろう？と不思議でした。
まぁ、人間なんてゲンキンなものですから、白タクだと問題にならなかったことでも、認可業者だと問題になることも出てくるでしょうから、仮に認可が降りていても手を出したがらない業者もあったかもしれませんがね。
今なんてネットでむかしよりも合理的に集客ができるのだから、流しの相乗りタクシーを認めちゃえば良いんですよね！
次から次に客を道端で拾って、目的地に届ける。
最後まで乗る人はえらい時間がかかって大変だろうけど、その分だけ安く目的地に到着できる。
すべて、スマホのアプリから何処から何処までということを入力すれば、近くを走る相乗りタクシーが拾ってくれる。
支払いはすべてカード決済で、事前に料金が確定されて納得すれば相乗りタクシーを呼ぶ。
いいと思うけどなぁー。
まぁ、こんなことをしてくれる（認可が下りる）には、相当な時間が掛かるのでしょうけどね。
