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生まれたばかりの赤ん坊の借金が826万円って……

生まれたばかりの赤ん坊の借金が826万円って……

平成28年3月末現在の国債及び借入金現在高が財務省から発表されました。
俗に言われている国の借金というヤツです。

国の借金、3月末に1049兆円=財務省(出処 ロイター)

1049兆3661億円と聞けば、莫大な数字なため、恐ろしい借金に聞こえます。
しかし、理由はどうであれ、前年比では減少しているのも事実。
そして、12月末時点からは4兆7757億円増加してるのも事実。
起点を何処で取るのかによって、数字などは変わってしまうわけです。
(財務省の発表はこちら

 

国の借金

よく言われている国民一人あたりに換算すると、というヤツ。
今回の1049兆3661億円を4月1日現在の人口で頭割りするとおよそ826万円となるわけで、826万円の借金ということを言われると、びっくり仰天。
生まれたばかりの赤ちゃんが、出産と同時に826万円の借金も連れてくるということになるのですから(笑)

借金などしないに越したことはありませんが、借金をしなければ回らないのだからしないとならないのでしょう。
削るところは削って、利益を生む部門は伸ばす。
基本的なことをすればいいだけなんですよね。

で、先にも記しましたが、起点によって増減があるわけで、慌てふためくような数字ではないってこと。
目くじらを立てて借金を責めたところで借金が減るわけでもなく、目くじらを立てるだけのパワーを消費するだけ損。
まずは、借金を増やさないことを考えることが必要なのでは?
私は政治家ではないので考えませんが、経費削減はあたりまえのことなのですが、経費削減だけを謳うのではなく、収益の増加を考えるってことが大切だろうと。
国益ってことです。
税収率をアップさせるだけではなく、税収はそのままでも税収をあげられるようにお金の流れを良くするということ。

それと国民一人あたりに頭割りするってどういうことなんでしょう?
政府の借金であり国の借金でもないのに困った話です。
親の借金を子どもがかぶるのは、相続したとき。
相続時だって放棄してしまえばチャラになるのですから、政府の借金を国民で頭割りされても困った話です。
極端な言い方をすれば、本家の借金を分家が背負うの?って話し。

アベノミクスで分かったように、お金の流れを少し良くすれば、税収は増加するってこと。
税率のアップは必要なく、お金の流れを良くすることが大切だってことなんでしょうね。
ということは、お金を使わずにはいられないような政策が今後求められるんだと思います。

そのためには国民一人ひとりが知恵を持って政治家を選ばなければならず、これまでと同じ政治家選びではダメだってことなんでしょう。
自分のために動いてくれる政治家ではなく、将来の日本のために動いてくれる政治家選び。
私服を肥やして喜んでいるような政治家だけは選ばないようにしないと、これまでと一緒になってしまうでしょうから。

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