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徒然日記 経済 資産運用

東芝も大き過ぎて潰せない?東証はどうするんだろう???

東芝も大き過ぎて潰せない?東証はどうするんだろう???

良いとか悪いとかそういうことではなく、一体全体どういうことなのだろう?という感じ。東芝の決算が遅れており、ようやく発表となれば監査法人の承認を受けないまま公表。

まず、監査法人が結論の不表明のままでもいいんだ……と言うこと。良くないとは思うんですが、これでも上場廃止にはならないってことなんでしょう。
これで上場廃止にならなければ、他の企業も面倒だから監査法人の結論表明を受けなくても良いんじゃない?ってことになりかねないのかなぁと。

東証は難しい結論を迫られているのかもしれません。もし、上場廃止にしてしまえば、14万人と言われている社員、及びその家族、そして東芝の取引会社、そして、銀行や信金など、各方面に大きな影響を出してしまう。
従業員とその家族や取引会社などの人数を合わせれば、どのくらいの人数になるのか?見当もつかない。

かと言って、投資家保護の観点から、一部上場の企業が意見不表明を喰らっても、なお一部上場銘柄として君臨できるのか?させても良いのかって話。
海外の投資家から観たらどうなんでしょうかね?
(東芝株価の画像はYahooファイナンスから引用)

しかし、米国だってリーマン・ブラザーズは潰しましたが、AIGは救ったわけで、「大き過ぎて潰せない」という、分かるようで訳の分からない理論がまかり通っているわけで、大きければ何をやっても潰されないという、紳士協定みたいなモノが存在していると言うことなのかもしれません。

ならば、何処から「大きい」のかを明確に表示してもらいたいものです。そうすれば投資家だって、絶対に潰されない企業として投資をするでしょうし……。

別に東芝を潰せと言っているわけでもなく、特例を出すのならば特例の定義を明確な数字で表現してもらいたく、ルールを変更するのならば、ルールの変更を明確に宣言してもらいたいだけ。
誰かの気分だけでルールが勝手に変わってしまうのならば、それはルールではなくガイドライン。

もちろん、東証は株式会社ですから、勝手にルールを変更しようが何をやろうが大きなお世話なんでしょうけどね(笑)

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