東京五輪がまた荒れているようです。今に始まったことではなく、前から言われていることが蒸し返された話題。
ゴルフ会場予定地である霞が関カンツリー倶楽部は女人禁制っぽく正会員に女性を入れていないゴルフ倶楽部。名門コースと言われているところだと、あまり珍しいことではなく驚くことでもない。
何を今更……と思いますが、調べてみるとアトランタ五輪のときのゴルフは、マスターズを開催しているオーガスタが候補になったものの、人種問題で開催されなかったようですから、人種問題等の差別的なモノには非常に敏感な五輪。
ここで「あれ?」と思いませんか?名門コースと言われているゴルフ倶楽部では、女人禁制など珍しくないと言うことは、ゴルフを少しでもやっていれば誰でも知っていること。そして、五輪関連が差別的なことに対しては非常にシビアだと言うことは、五輪業務についている方々は知っているはず。
なのに何故予定地になってしまったの?ということ。
そもそもの話の段階で、ここに来てやんややんやの話になる事自体が、ちゃんちゃらおかしな話であって、東京五輪自体をあまり快く思っていない人間にとっては「だからやらなきゃいいんだよ!」ってことになる(笑)
江東区にはパブリックの若洲ゴルフリンクスがあります。最初からそこを予定地にしておけば良かったろうに……
まぁ、あそこが出来たときには、「埋立地だから地下からガスが出ていて、あちこちにガス抜き管が地上に出ていて、ガスに火が点いたら爆発するから全面禁煙なんだよ」などと噂されていましたが、実際のところはどうなのでしょう?
出来た当時は予約など取れる状態ではなく、程なくゴルフのセンスが自分にないことを悟り、ゴルフをヤメてしまいましたので、若洲ゴルフリンクスの中に入ったことがないので、実際のところは知りませんが……。
強引に霞が関カンツリー倶楽部でやりたい何かが大人の事情でもあるのか?
それとも若洲ゴルフリンクスが危険すぎる場所だから開催できないのか?
どちらにしても大きな問題になっているようです。
だから、東京五輪なんて開催しなければいいんだよ……と、言われないようにしてもらいたいものです。