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投資って人生の縮図なんだよね……って思う件

投資って人生の縮図なんだよね……って思う件

住まいは持ち家が良いのか?それとも賃貸が良いのか?いろいろなご意見はあるとは思いますが、金銭面から考えれば「好きな方にすれば良いんじゃない?」と言うこと。
持ち家には持ち家のメリットとデメリットが有り、賃貸には賃貸のメリットとデメリットがあるわけで、自分にとってどっちが良いのか?感覚的な部分には個人差があるので、なんとも言えない。

ただ、こんな事が新聞の記事に出ていました。

自殺者遺族に高額請求相次ぐ 帯広のアパートでは父親に700万円 明確基準なし(出処 北海道新聞)

何故か、数日でリンク切れとなっており、リンクができませんが、世の中というのは便利になっており、記事を全文コピーできております。

家賃2万5千円 「評価額減損失」480万円
共同住宅で自殺した人の遺族が、住宅の所有者側から高額の請求を受けるケースが北海道内でも起きている。帯広市内の家賃月2万5千円の賃貸アパートで自殺した男性の父親は、700万円を超す請求を受けた。こうした事例が全国で問題化する中、政府は自殺総合対策大綱で対応を検討する方針を示したが、明確な基準はまだない。専門家は「何らかのルール作りが必要」と指摘している。

 

貸し手には貸し手の言い分があり、借り手には借り手の言い分がある。どっちが良いとか悪いとかではなく、遺族にとっては二重苦の状態だということ。
貸し手だって「事故物件」となれば、今後の賃料にも影響が出てくるでしょうし、保証してもらわないと困るって言い分も分かる。

今後は自殺だけではなく、孤独死による変死体も増えてくるでしょうから、これはこれで大変な問題。貸し手としてみれば、高齢者に貸したくないでしょうし、ましてや単身の高齢者など論外になってくるかも?そもそも「事故物件」の定義がなく、曖昧ではあるのですが……

しかし、今後は少子高齢化。高齢者に貸さなければ賃貸業もやっていられなくなる時代かと思われます。

物件が余ってくれば、中古物件の家・土地の値段が下がってくるでしょうし、そうなれば不動産全体の価格が下落となってくるかもしれません。
法人がメインの商業圏と個人がメインの住宅地とでは、価格差が激しくなってくるかも?

たぶん、色々と難しい時代に突入してくると思いますが、コミュニケーション不足なんだと思うんですよ。
世の中コミュニケーション不足。向こう三軒両隣の方のお名前を言えない私ですから、人のことを言えた義理ではありませんけど、コミュニケーション不足。

自殺だってコミュニケーションがあれば、数%だけでも防げることもあるだろうし、孤独死だって変死体になる前にちゃんと発見できるはず。

ただね、本当に面倒なの。コミュニケーションを取ることも面倒かも知れないけど、何かに巻き込まれたときに本当に面倒。
警察も仕事だからきっちりとやらなきゃならないのは分かるけれども、警察のきっちりに合わせていたら、こっちの時間がすべて使われて、警察に合わせることになる。
だから、必要以上に他人との関わりを持ちたくなくなる。

でも、コミュニケーションは大切ですよ。

話がだいぶ逸れてしまいました。持ち家が良いのか?それとも賃貸が良いのか?ですが、無理なローンを組まないのならば、持ち家の方が良いのかも知れませんね。ただ、何かのモノを所有するというのは、それだけの責任が生じますから肚を括って所有したほうが良いですよ。
そして、何らかの原因でローンが払えなくなったら、売っ払う覚悟を最初から持っていれば問題ないかも?ただのモノですから、しがみついていても良いことなんかありゃしない。
ようは、損切りのタイミングを最初に設定しておけば良いってこと。これは投資と同じで、投資は人生の縮図何だと思いますよ。

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