言われても仕方がない部分があるにはあるけど、こういう突っ込み方ってどうなんでしょうかね?
もしかして、ローリスク・ハイリターンというものが、この世の中に存在していると信じているのか?それとも「損は1円たりとも嫌!」だという、投資をやってはいけない部類に入ってしまう方々の集まり?
政治の世界はよく分かりませんし、深層部分を知りたいとも思わない。机上の空論の政治の世界だけでいい。
「日本は今よりどうしたらよくなるのか?」そのためだけに政治は動いてもらいたいんですけどねぇ。
年金運用が大失敗だって、ホント?というエントリーをしましたが、ピークから見れば損失なのでしょうけど、積極的にリターンを得に行っての結果だから、仕方のない部分も存在するのでしょう、と思う次第。
菅義偉官房長官は6日の記者会見で「政権交代以降、14年度まで運用益は38兆円のプラスだ。トータル的に見れば大幅なプラスになっている」と反論
政権交代からプラスだといっても、立ち位置が違うのだから議論の余地なし(笑)
自民党の肩を持つわけじゃないけど、何を言っているんだろう?と個人的には意味不明は喧嘩の売り方にしか見えない。
年間トータルでマイナスとなれば、次年度は運用の見直しをする必要があるのでしょうが、銘柄の選定をすることも大切じゃないですかね?
そもそも国内株式の運用比率をあげ、日経平均株価を上昇させて、アベノミクスが成功しているというように見せかけたことが気に入らないのならば、そのように言うべきであり損失云々は別の話でしょう。
たしかに、運用比率をあげたことにより、国内マーケットの雰囲気が変わったと思いますから、日経平均株価を押し上げたマインド的な要因のひとつではあったと思われます。
海外からの資金も呼び込んだのでしょうから、これはこれで成功といえば成功だったのでは?
それが海外資金が日本株式に愛想を尽かし逃げているということが今の暴落の大きな要因のひとつならば、運用損失が出たとか出ないとかではなく、これ以上株価を下げないためにはどうしたらいいのか?ってことを、与野党一丸となって議論すべきなんじゃないの?
たぶん、「与野党が一丸となって株価対策を議論」と大々的にマスコミが謳えば、日本政府が本気だってことで、株式市場のマインドも変化してくると思いますけどね。
「一億層活躍社会」という言葉が、外国人投資家には意味不明な部分があって、「アベノミクスは終わった」と資金を逃がしているところもあるのでしょうから、この辺から与野党が一丸となって変えていかないとならないのでは?
「どうせ野党に政権が渡っても、具体的な政策が打ち出せないだろうし、自民党のままで仕方がないのかなぁ~」という雰囲気を変えるには、独自路線を強調するのではなく、一丸となって日本国の景気を引き上げることなんじゃないですかね?
密室の中で議論をせずに、オープンな場で議論をすれば、見ている人は見ているって。
まぁ、GPIFの運用実績の公表を夏の参院選後にするなんて姑息なことをしなければならないのだから、自民党もしれているんでしょうけどねぇ。
小手先のいたずらでなんとかしようなんてことは、これだけ情報が自由に流されている時代だと無理だと思いますけどね。
株式市場の雰囲気を変えてしまえば、放っておいても年金運用利益は出てきますよ!
まぁ、自分の議席のことしか考えていないようでは、無理なんでしょうけどね……