けせらせらFP事務所

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徒然日記 経済 資産運用

予想をしても所詮……何故ならば予想は

予想をしても所詮……何故ならば予想は

「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言が存在しますが、天底を探すなと言う意味合いで、この格言を受け止めております。もちろん、天井で売って底を買う行為は、天下を獲った気にさせてくれますから、アドレナリンが大量発生で興奮させてくれます。しかし、ここで冷静に考えたいのが、天井を売って底を買って得た100万円の利益と、コツコツと積み重ねた利益の100万円に違いはあるのか?ってこと。興奮を得るために相場をやっているのか?それとも利益を得るために相場をやっているのか?もし、利益を得るために相場をやっているのならば、リスクの軽減を考えなければならないのでしょう。

と、相場の話ばかりをしていても、相場を意識していない人にとっては意味不明の世界(笑)。しかし、相場の世界と実体経済は、絡み合っている部分が存在するのです。
原油が安いということは、ここのところ連日ニュースになっていますので、ご存じの方も多いと思いますが、原油が安いとなれば当然のように製品であるガソリン価格だって安くなるわけです。

ガソリン100円割れ

一般ニュースにガソリンが100割れと流れ、騒ぎ出されていますが、この記事を見たのかどうかは知りませんが、ガソリン相場は急騰してます(笑)。

東京ガソリン日足

2日間で8000円の急騰ですから、通常のガソリンスタンドの価格に直せば8円の急騰。あっという間に100円に載せることになるのかも知れませんね。もし、大底が入っていれば、100円割れのガソリンを長い期間見ることができなくなるかもしれません。大底が入れば天井をつけるまで、紆余曲折はありますが上昇トレンドとなるのでしょうから。

大底かどうかなど分かりません。底が確認できるのは後になってからであり、安値が出てすぐに大底が確認できるような人は、なかなか存在していないでしょうから。

「もうはまだなり、まだはもうなり」という格言にもあるように、まだまだと思えばもう終わりだし、もう終わりだと思えばまだまだ続く。下手な予想などせずに、必要に応じて対応をしたいものです。ちなみに予想を逆から読むと「うそよ」となりますので(笑)

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