2016年は波乱の幕開け
申年はバタバタ騒ぐと言われていますが、世界中の株式相場が大幅下落。
日経平均株価は-3.06%の582.73円安
NYダウは-1.58%の276.09ドル安
そもそもと言うか、日経平均株価が下がってきたダメ押し的な材料が、中国の『中国Caixin製造業部門購買者担当者指数 (12月)』の数値が予想の49.0を下回る48.2と発表されてから。
時刻にして10:45から……
中国の景気に陰りが出ていることなど、誰でも知っていることなのに……
はなっから中国の発表してる数値など相手にしてもいなかっただろうに……
と、言うことを考えてみると、世界の株価は「下がりたくて下がっている」ということが考えられてしまう。
大量資金の流れを考える
サウジアラビアとイランの外交関係断絶から、中東情勢の緊迫化もあり、影響でオイルマネーが株式市場から撤退ということも?
材料としてはこちらの方が現実味があるように思うのは私だけ?
巨額のお金が動いたならば、その動きによって流れが作られるわけで、大量資金の流れに敵う材料はない!
他国のことなどどうでもいいといえばどうでもよく、まずは日経平均。
2015/12/01に20012.40円という高値を取ってきて、年末までに08/11の高値である20946.93円を取りに動くのか!?となったわけですが、数日後には下に出てきてしまう始末。
何かの気迷いで12/18には19869.08円まで戻したものの、気迷い以上ではなく上昇した分だけ悪くなってしまった格好。
いつでもどこでもチャート分析
一目均衡表を重ねると、雲の中で推移している実線。遅行線は52日移動平均線割れで雲の中。
もし、雲を下抜けた実線を見せてきたときには、もう少し突っ込んでくるのかも知れないけれど、計算上18100円割れのところが、目先の止まり目でしょうか?
18000円は割れずに18100円を割ってきたところで止まると、非常に形の良い状態になりそうですが……
分かりませんけれどもね。
最終的な判断はご自身でお願い致します。