ドル高円安の動きが止まりません。転換しやすいところで転換してきたようですから、次のポイントが出てくるまでは、大きなトレンドに変化は起きてこないのかと思われます。
もちろん、日々の上下は存在しますが、それは大きな流れの中で起きている現象であり、大きなトレンドを変えるまでの動きになるかどうかがポイントだと考えております。
ドル円相場月足。このチャートを語るとなると長い大きなトレンドを検証すると言うことになり、目先の動向とは異なります。
日柄的にはまだドル高円安だと言えるかと思います。非常に日柄が浅いですから。
高値125.66円から12本のローソク足を費やして99.00円までの下落。
保合いの日柄を加味しても5本のローソク足。
トレンドがまだ下値を探るトレンドならば、半分の日柄となる6本目には注意。
125.66円から99.00円までの下げに対する戻り。
0.382=109.18円
0.5=112.33円
0.618=115.48円
戻りのみということを前提にすると、0.618の戻りを狙って上昇している模様。
このトレンドが下降トレンドのままであると言えるのは、99.00円をあっさりと割ってきたときであり、指標を使えば実線が一目均衡表の先行上限とデッドクロスし雲の中へ突入し、遅行線が実線とのデッドクロスをやって来たときということになるのでしょう。
この形が出てこなければ、上昇トレンドということになり、0.618の戻りを取って全値戻りの形へ入り、高値を更新してきたときには、更なる上昇と言うことになるのでしょう。
相場は値幅と日柄。
日柄も大切に検証していくことが必要なのだと思われます。