世間が騒げば天底をつけてくるのがマーケット。知らなくてもいいようなことを知ってしまい大騒ぎ。みんながそちらの方に向けば、ソッポを向くのがマーケットの常。そういえば、日経平均株価ってどうなんでしょうかね?
株価暴落だとか、リーマン・ショックなど比じゃないだとか、いろいろと言われておりますが、そんなこと誰にもわからないんですけどね(笑)。分かっているのならば手が打てるんですよ。手が打てないのだから、誰にも分かっていないということ。先のことなど誰にも分からないんです。
日経平均株価日足です。Stockcharts.comからお借りしたチャート。このチャート見れば売られていますよね。このまま下がり続ければ、一体何処まで下がるの?って感じになりますが、売られている状態を売り叩かなくとも……と言う状況のよう。
日足ですから、もう少し時間軸を抽象的にした週足も眺めておかないと、木を見て森を見ずということになりかねない。ですから週足も眺めておきましょう。
やはり売られ過ぎの状態のようです。と、言うのは語弊があるかもしれません。売られ過ぎの指標が出ていると言う方が適切なようです。
騒ぎ出したときには、売られ過ぎになっていることが多いんですよね?これは仕方のない事で、売られ過ぎの状態近くなっていないと、誰も見向きもしませんから。上昇しているときには強気になって下値リスクを警戒せずに青空天井のように騒ぎ、下落しているときにはこの世の終わりと言うような悲観の仕方(笑)。だから相場は成り立っているし、天底をつけてくるのでしょうが、下がったモノは上がるし、上がったモノは下がります。それが相場でありマーケット。
相場の格言にこんな言葉があります。「もうはまだなり、まだはもうなり」
もういいだろうなどと思っているときはまだまだですし、まだまだと鼻息を荒くしているともう終わりってこと。潮の満ち引きではありませんが、流れを感じ取ってあげることが必要なのでしょう。そして、踊らされないということが大切なのでしょうね。