少子高齢化社会。
この言葉がなくなるまでには、相当な年月を必要とするのでしょう。
仮に急激に子供の数が増えたとしても、ピラミッド型の人口分布図にはならず。
国土交通白書に1950年・2000年・2050年の人口分布図がありました。
(グラフ出処:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ)
2050年の予想図は五角形ですから、これをピラミッド型となる1950年にするのは大変な話。
高齢者の割合が多くなるということを前提にした話です。高齢者が多くなれば高齢者に合わせた地域が必要となるのでしょう。
非常に興味深い動き。というか、コンビニ業界って目の付け所が違うなぁと思う次第。しかし、これって高齢者の方々が望んでいることなのでしょうか?そして、コンビニ業界に利益は出るの?
首都圏や近畿圏を中心とするURの団地で、かつてスーパーなどがあった空き店舗に出店する。
まぁ、経営の合理化などで、大手コンビニが出店すれば、利益を導くことはできるのでしょうが、果たして高齢者の方々が利用するのでしょうか?
スーパーがなくなって空いた店舗に定価販売のコンビニが出店。近いからってコンビニで買い物をしますかね???
東京しか知りませんが、団地の近所にはコンビニもスーパーも今でも存在しています。さらに団地の中に作るって言ってもどうなんでしょうかね?
首都圏や近畿圏と言っていますから、東京以外の場所では、コンビニもスーパーも手薄なのかもしれませんから、そういうところがターゲットなのかも知れませんけどね。
それで待合所のようなモノを作っちゃうんでしょうか?病院の待合室のような……
こういったサービス的なものは必要なのでしょうが、根本的な部分が解決されないと、いつまで経って解決のしない話。もちろん、人口構造とコンビニの出店とは全く意味合いが違いますから、根本的な話しを持ち出すことが間違っているのですが……
サービス的には良いサービスだと思うのですが、なんだかなぁって感じです。
誰が一体喜ぶサービスなのか?いまいちピンときません……