英国のEU離脱は、世界恐慌へのトリガーとなる!?

金融経済が行き詰まると不景気になるのか?実体経済が行き詰まると不景気になるのか?
逆に、金融経済が好調だと好景気になるのか?実体経済が好調になると好景気となるのか?

ほんのりと思うに、金融経済が行き詰まると実体経済は不景気になるけれども、金融経済が好調になっても実体経済が好景気とはならない。
実体経済は非常に可哀想な存在であると思うわけです。

今回の英国のEU離脱が実体経済に及ぼす影響がどのくらいあるのか?
英国のEU離脱をリーマン・ショックと比較したがりますが、リーマン・ショックは金融経済発の信用不安であり、英国のEU離脱は実体経済の出来事。
もちろん、金融経済への影響が全く無いわけではないものの、金融経済が行き詰った状態ではないってことが大切だと思われる次第。

英国絡みの事柄がすべて重たくなるかもしれませんから、その辺ではある程度の影響があると思われますが、世界経済を揺るがすよな状態になるには、金融経済に異常を見せるような状態にならないと難しく、英国発の不景気は限定的だと思われます。

ロンドン橋

そして、英国発のEU離脱がリーマン・ショック並の恐慌を引き起こさないと思う根拠は、「時間がある」ということ。
次から次に襲ってきたリーマン・ショックとは違い、英国のEU離脱には考える時間があるということなのです。
時間があるということは、冷静に分析し金融経済が悪化しないよう手を打てるということ。

人々は実体経済で生きているのですが、金融経済を守らないことには、実体経済は崩れます。
リーマン・ショックを思い出して下さい。老舗の大企業といえども企業が1社破綻しただけの話です。雇用者数などを考えても製造業が破綻したほうが、関連企業の連鎖倒産などを考えると、影響は大きくなると思うのですが、製造業が破綻しても実体経済の中での一部限定の出来事であり、世界恐慌までには至らないのでしょう。しかし、リーマン・ブラザーズが破綻すると信用不安となり、世界中の金融機関に緊張が走り、金融機関がおかしくなれば、産業そのものがおかしくなる。

英国のEU離脱は金融経済を直撃したわけではなく、実体経済の出来事であるということ。そして、冷静に考える時間を与えてくれていることを考えると、リーマン・ショックとは比較にはならないと思うし、間違いを少なく金融経済を守れたならば、世界経済への影響はそれほど大きなモノとはならないのでしょう。

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