法律は世の中の流れによって変わるわけで、人より一歩先に出て歩いている人は犯罪者になり、人より一歩遅れて歩いている人は犯罪者にならない。
重たい文章でスタートを切りましたが、すべては「現時点でどうか?」と言うことしか分からないモノ。
今後、変化があるかも知れないと言うのは憶測であって、あるかも知れないでスタートを切るとアウトになることも多々ある。
今では尊厳死と言われていますが、その昔は安楽死。
今でも安楽死という言葉が使われるのは、競走馬の中だけか?
殺意があるかどうか?あれば殺人でなければ尊厳死になることもあるし、医者ならば治療ミスということも加わってしまうから、簡単に尊厳死を認めるわけには行かないのでしょう。
個人的には尊厳死はあっていいと思う。無駄な延命治療ってどうなんだろう?と思う。
しかし、これが自分の子どもや自分の親となると、どうなる?
無駄な延命治療だと理屈ではわかっていても、「もしかしたら……」に賭けたくなるかもしれない。
命にかかわるような話がしたいわけではなく、現時点ではアウトだけれども、将来的には分からないということもあるし、現時点ではセーフだけれども、将来的にはアウトだということも出てくるのでしょう。
ヒロポンだって今はダメだけど、昔はセーフだったし、税金なんかもアウト・セーフの線引きが微妙。
税金で将来的にアウトになりそうなのがタワーマンションを使った相続税対策。今く乗り切った人たちは良かったね!ってことになるけど、引っかかってしまった人たちは腹が立つ。
将来的に世の中がどのように変化をするのかなど誰にも分からないこと。分かるのならばその通りにしておけば良いのでしょうが、特殊能力でもなければ分からないことでしょう。
どんな話にしても「現時点で」という前置きがつきまとう。
現時点で有利なことも将来的には分からないこと。
そのことまで理解して、いろいろなことをしましょうね!
歴史は変わるということです。