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消費と浪費とデビットカードと

消費と浪費とデビットカードと

お金の使い方には、投資と消費と浪費があると、誰が言ったか知りませんが、そんな風に言われています。
言われているのだから仕方がないのですが、個人的には投資を消費や浪費と同列に並べることに抵抗があります。一人でブツブツと文句を言ってもどうしようもないことは十分に理解していますけど……。

なので、消費と浪費に付いて考えてみたいと。
ますは、両単語の意味から。

消費[名](スル)
1 使ってなくすこと。金銭・物質・エネルギー・時間などについていう。「ガスを消費する」「消費電力」
2 人が欲望を満たすために、財貨・サービスを使うこと。「個人消費」

浪費[名](スル)
金銭・時間・精力などをむだに使うこと。むだづかい。「資源を浪費する」「浪費家」
(出処 goo辞書

両方共に共通するのが、「使ってなくす」ことであり、違いは「無駄かどうか」と言うことのよう。

この「無駄かどうか?」と言うのは非常に難しい話で、人それぞれ無駄の定義は違うわけです。私にとって無駄なモノでも、あなたにとっては大切なモノもあるわけで、その逆もまた然りなわけです。
人によって価値観が違うのですから、無駄の定義が違っても当然。

一般的に言われていることなどどうでもよく、あなたの感覚の中で「無駄かどうか?」という判断が必要なのでしょう。あなたのことはあなたが一番良く知っており、またあなたのことはあなたにしかわからないのですから。

しかし、ちょっと振り返ると「無駄なことをしたな……」と反省することもあるかと思います。商品の購入においても「欲しい!」となって買ったはいいけれども、それが消費になることも浪費となったことも経験していることでしょう。

ようは、その場ではなかなかわからないのが人であり、反省を繰り返すことによって無駄を減らすことがベターなのではないでしょうか?

そんなときに家計簿は役に立ちますが、家計簿をつけ続けるというのは、なかなか高いハードル。このハードルを超えられる人は、無駄だとか消費だとか浪費だとかいちいち考えなくとも、普段の生活の中で色分けができているでしょう。

「ハードルを超えられないから浪費を繰り返す」と諦めるのは簡単ですし、浪費に耐えきる収入があれば問題ないのでしょう。あなたの浪費が日本経済を支えている部分が少なからずあるのですから、決して悪いことではない。

しかし、一定の収入の中でやりくりをしていくとなれば、浪費を減らしたほうが有利なのは間違いないでしょう。

そんな方にオススメなのが「デビットカード」です。
最近相当流行っていると思いますが、クレジットカードではなくデビットカードの利用をオススメします。
家計簿をつけなくとも反省が出来るし、クレジットカードのように使いすぎを防げる優れもの。使わない手はないと思います。

ちょっとした手間を惜しまなければ、良い活躍をしてくれるのがデビットカードですので、浪費とか消費とかの言葉に悩まされるのならば、一度騙されたと思って利用してみたら?騙されたと思えば、使用を停止すれば良いのだから。

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