けせらせらFP事務所

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徒然日記

東京五輪開催反対のいくつかの理由

東京五輪開催反対のいくつかの理由

東京五輪に向けて着々と様々なことが進められているようです。
何をどういったところで開催されるのでしょうが、民主主義国家でありながらこれだけ大事なことを投票もせずに決めるってどういうことなんでしょうかね?
あと開催まで2年しかないにも関わらず「東京五輪中止」を本気で願っております(笑)

五輪ボランティア問題で揺れているなんて聞くと、「ほらほら」とニヤケ面となって、性格の悪さが露呈してしまうから怖い……。

東京2020大会のボランティア活動

東京五輪中止を心底願っている人間ですから、主催者側の肩を持つことは思想的によろしくないと思うのですが、こういうボランティア募集に文句をたれるってどうなんですかね?

嫌ならボランティアなんてしなきゃいいわけで、ボランティア予定人数が集まらなきゃ、主催者も考えるのではないですか?

主催者が考えるボランティアの定義はちゃんと謳われています。

東京2020組織委員会が募集する「大会ボランティア」には、主に大会期間中および大会期間前後に大会運営に直接携わり、大会の雰囲気を醸成するメンバーの一員として大会を成功へと導く活躍が期待されます。

そして、応募をしてもらいたい人も謳っています。

東京2020大会の大会ボランティアとして活動したいという熱意を持っている方
お互いを思いやる心を持ち、チームとして活動したい方
オリンピック・パラリンピック競技に関する基本的な知識がある方
スポーツボランティアをはじめとするボランティア経験がある方
英語、その他言語および手話のスキルを活かしたい方

フィーについても、きちんと丁寧に記載されています。

「東京2020大会 大会ボランティア」オリジナルデザインのユニフォーム一式(シャツ、ジャケット、パンツ、キャップ、シューズ、バッグ等。アイテムによっては、複数枚を予定)
活動中の飲食
ボランティア活動向けの保険
活動期間中における滞在先から会場までの交通費相当として一定程度
オリエンテーション、研修および活動期間中における滞在先までの交通費および宿泊は、自己負担・自己手配となります。

と、言うことは、私のような東京五輪そのものを否定しているような人間は主催者は要らないと言っています(笑)
こういうコトすべてを踏まえて、参加して下さる方々を募集していて、文句を言っている人は、私のようにそもそもボランティアとして参加する意志すら持っていない人ばかりなのでは?

 

何故、東京五輪中止を願っているのか?

第一に借金だけが残って、負の遺産が都民を苦しめる可能性が非常に高いからです。
勢いで五輪開催を決めちゃって、日程だけを決めてしまって、既成事実があるからその後のことに関しては未定のまま進んでしまっているのが非常に危険だということ。

と、言うことは東京が住みにくい街になり、東京がおかしくなれば日本がおかしくなっちゃうでしょ?ってことです。
百歩譲って、これが人口も富も地方に分散されるきっかけになるということならば、日本全体にとっては良いことなのかも知れませんが、経済が好調なときに分散していけば成功する可能性も高いと思いますが、東京の経済がおかしくなってから地方分散と言っても成功の確率が極端に減るであろうことが考えられます。

どう考えてもえらい借金だけが残る東京に住み続けるだけのメリットってありますかね?

第二に、都知事選が東京五輪に重なるということです。
東京五輪は開幕が2020年07月24日。
都知事選の任期が2020年07月30日まで。

どうするんでしょうかね?
都知事が東京五輪へ影響を最小限にするのならば、任期を全うせず3年とか3年半で辞任して再出馬しないという手段になるのでしょう。
再出馬をして当選してしまえば、任期は2020年07月30日まで変わりありませんから……。
すると、これだけ引っ掻き回した豊洲移転問題も適当な状態でバイバイ。
東京五輪の後始末も後任に任せてバイバイ。

任期をまっとうすれば、東京五輪の開催に混乱が生じる可能性あり。
自治体をないがしろにして、東京五輪を開催するだけのメリットがある?って話。

何処からどう考えても、東京にメリットがあるようなことは殆どないと思うわけで、開催したところでどうなんでしょう?ということだし、誰のための東京五輪?ということなんです。

こういうことまで言えば「そんな難しいことは、頭のいい都が考えれば良いこと」と言われてしまいますが、最終的にすべて都民に降り掛かってくる話だということを忘れてはいけないと思うのです。

文句ばかり言っていても、ただの能無しですから、代替案として、前回開催のブラジルに頭を下げてお金を払って開催してもらう。
会場も殆ど残っているだろうし、それほどの負担をしないで済むでしょうし。
ブラジルとしても2度目となれば、利益を出てくるかも知れませんし……。

現実的ではないかも知れませんが、東京の被害、日本の被害を考えれば、被害を最小限に食い止めることができる最善の策ではないかと。

そして大会会場を大井競馬場と園周辺にするというのもまだアリだとは思っていますが、これだけでは都知事選の不安を排除できない……。

どう見ても沈みかけている船に乗って、意気揚々と過ごすのも自由。
さっさと逃げてしまうのも自由。
沈んでしまったことを見届けて、今は逃げる準備をしておくことも自由。

どんな選択をするのも個人の自由だということです。

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