バブルだとかまだまだだとか、日経平均株価を巡っては、いろいろな意見が出ているようです。
ですが、バブルかどうかだとか、史上最高値を取りに行くのかどうかなど、先のことは誰にも分かりません。
誰にも分からないとちょっと冷めた目線を持ってチャートを眺めると、客観的に検証することが出来るでしょう。
チャートばかりを眺めていると、遮眼帯を装着した競走馬のように視野が狭くなり、目先の動向だけが気になり、木を見て森を見ず状態にさせられてしまうのが相場。
一歩離れた感覚が必要なのでしょう。
再び高値を狙いたい模様です。
超えてくるかどうかは分かりませんが、再び高値を狙うだけの形は整えたようです。
このチャートで一つハッキリと言えるのは、一目均衡表の基準線を実線が終値で割り込んでいない。
と、言うことでしょう。
これがハッキリと言えると確信が持てたならば、基準線割れの終値を見せてきたときには、一回アウトになるのかもしれません。
チャートの形的には11/15を下抜けてきたときにはアウト。
出してきたときには、ガラガラの展開が待っているのかもしれません。
高値を狙う形を整えたという一つの理由は、11/16の陽線。
前日の陰線を下から抱き上げてきた陽線。
この陽線が今の相場のポイントになっていると考えられます。
11/15のを下に出てきたときには、この高値を追うと考えている理由を崩壊させるのですから、強気で頑張るだけの理由がなくなってしまうと言うことになります。
日柄的に、来年3月くらいを高値と考えているため、仮に下に出てきても反発をするような相場になると考えていますが、今の相場は11/15のローソク足を眺めての展開になるように考えています。