年金運用は-5.3兆円(2015年度)だけど、感情的に批判をしないことをオススメ

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が年金の運用成績を公表し、マイナスが出る度に大騒ぎしていますが、プラスのときには見て見ぬふりでは、公平ではないと思うのですが……
私は政府とは一切関係なく、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)とも縁もゆかりもないわけですが、マイナスになる度に騒いでいたのでは、少々気の毒。

2015年実績

たしかに、2015年度は5.3兆円のマイナスですから、これはこれで批判の対象となっても仕方がないのでしょうが、あくまでも前年比ですから。

そして-3.81%もの損失を出しているのですから、日本国債10年物がマイナス金利であっても、すべて日本国債10年物で運用しておいたほうがまだマシだということも理解できます。

しかし、現実として過去15年では2.70%で運用しており、45.4兆円の累積黒字になっているわけです。5年も10年も連続してマイナス運用となれば問題ではありますが、プラス運用しようと必死になっているのでしょうから、単年度だけを眺めて騒ぎたてるのは可哀想だってモノ。

せめて「累計45.4兆円の利益を確保してはいるが、前年は5.3兆円もマイナスを出しやがった!」くらいにしてあげないと。

 

アベノミクスと年金

アベノミクスと抱き合わせで批判されたり、運用比率の変化と抱合せで批判されたりしていますが、民主党政権時代はどうだったんでしょう?

アベノミクスがスタートというより、安倍政権になったのが2012年。
そのときからの比較をしてもいまだにプラス。
「民主党政権時代に積み上げたプラスを消した!」っていうのならば、アベノミクスとの抱合せで批判しても良いのでしょうが、ちょっと矛盾があるようで。

だからと言って、「マイナスを出しても問題なし」と言うことではなく、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は出てしまった損失を真摯に受け止める必要があるのですが、ムキになって責めるようなことでもないと思うわけです。

 

たぶん、累積黒字であることは承知に上で批判されていると思うし、批判がなければ図に乗るのが人間ですので、批判は大切なことではありますが、もし、感情的に批判されている方々やマイナス運用で年金資金が減った(元本割れ)と勘違いされてしまっている方がいらっしゃいましたら、全体から眺めることをオススメします。
前年比ではたしかに減っていますが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用成績はプラスであり、アベノミクスからの運用成績もプラスであるという事実も存在しているのです。

どちらにしても、プラスでずっと運用してもらえれば良いのですが、そうそう上手くいかないのが資産運用であって、リスクを取らなければリターンは生まれないということを理解しつつ、批判はしていきたいものです。

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