常識が非常識になるのがマーケット

最近特に注目しているのがNYダウのチャート。
尋常ではない上昇っぷりを見せている状態です。材料を都合よく捉えている部分があるとは思いますが、上昇していることが事実であり、事実を無視する訳にはいきません。

9日間連続高値を更新という事実であり、相対力指数77.69(08/07現在)だということが現実。強い相場だから相対力指数70オーバーを見せており、弱い相場ならば出ていない数字でしょう。(チャートの出処 stockcharts.com
ですから、NYダウは強い相場であるということを認めなければならないと思っています。もちろん、これだけ買われた相場ですから、ここから調整に入ったり、または下げ相場に転換したりすることもあると思われます。しかし、上昇いっぱいの形になっていたり、天井の形を作り上げているわけではなく、高値を追っている状況。そういった状況の相場であれば、強い相場であるとしか言えず、強いて言葉を足すのならば、買われ過ぎの強い相場だということまででしょう。

週足を眺めてみても、尋常ではない状況になっていることが確認できると思います。逆らうことはしない方が無難だろうと考えております。ですから、買いや様子見はあっても、売りのない相場なのだろうと想像がつきます。

一方で我が国日本の日経平均株価がどうなっているのかというと、NYダウの景気の良さを尻目に保合い状態。保合い状態とはいっても、緩やかな右肩下がりの状態での保合い状態のよう。強気にはなれない形であって、選択肢としての買いはない状況に見えます。

これまでの常識から考えれば、金利の上昇が進むNYダウは売られる傾向があると思うのですが、弱い材料を無視しての上昇。素直に眺めて勢いがあります。
一方の日経平均株価は、金融緩和政策が継続されているにも関わらず、株価の上昇が見られない。崩れていないことだけでマシなのかもしれませんが、金利の上昇が考えられない状況ならば、日経平均株価にお金が流れてもいいのでは?と思ってしまうのがこれまでの傾向。しかし、そんな形にはなっていません。

これまでの常識は常識として考えておかねばならないことなのでしょうが、常識で利益が出るわけではありません。今の流れを正確に捉えその流れに乗ることが相場を獲るコツであり、常識だけで相場が獲れるのならば、常識人だけが相場で勝つことになります。しかし、相場の世界では非常識な人間が獲る傾向強いわけで、常識などという過去の産物にとらわれているようでは、獲れるモノも獲れなくなるのが相場だということを知っておく必要があるのでしょう。

人のゆく裏に道あリ花の山

常識が通用しないのが相場の世界なのです。

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