訳あって「米ドルの使える店」というのを探し、横須賀まで行ってきた!
横須賀には米軍基地もあるし、町おこしの一環にて商店で米ドルが使えるという情報を仕入れ、いざ出陣!!
横須賀という街に初めて降り立ったわけですが、非常に面白い雰囲気。
街に興味が有るわけではなかったのですが、興味深い街。
ドルの使える店を散策しているといきなり出てくるから面白い。
ほとんど何処でも使えるのかも???
よく知らないけど(笑)
で、気になるのはレート。
1ドル121円ちょっとのところで推移しているのは確認していたのですが、この1ドル121円ちょっとの状態をいくらくらいで扱ってくれるのか?
一般的に両替すると3~4円程度の手数料。
往復になれば6~8円と言った感じでしょうか?
商売にしているところの手数料がこのくらいなのだから、商店となるとどのくらいになるのだろう?
いきなり看板が出てきた!
「1ドル110円」
1ドル110円かぁ~ここは思案のしどころ。
普通の手数料より若干高め。
この時が121円だから、118円から117円くらいが相場。
さらに7円取られるとなると、ドルを使うことに躊躇してしまう(;一_一)
モノを買うわけですから、円高設定は消費者不利。
これはじっくりと計算すれば分かるけど、1ドル=100円で1ドルのモノを買えば100円ですけど、1ドル120円で1ドルのモノを買えば、120円必要になる。
この計算だと一見「円高のほうが有利じゃん!」となりますが、日本国内においては基本的に円表示。
1000円のモノを購入するというイメージ。
1000円のモノを1ドル110円で換算すると、9.1ドルとなります。
では、1000円のモノを1ドル120円で換算すると8.3ドルになります。
このときは、1ドル121円でしたから、120円としても8.3ドルの支払いで良いのに、9.1ドル支払わないとならなくなるのです。
それでも、お店としては為替変動のリスクを背負うのですから、このくらいの手数料を個人店に支払うのは仕方がないのかもしれません。
それでも、もう少し有利なレートがないか?お店の方に聞いてみました。
「米ドルで支払いはできますか?」
「出来ますが、1ドル100円です!」
「100円!わかりました……この辺はだいたい100円程度ですか?」
「たぶんそうだと思いますよ、バイトなんでよく知りませんが……」
せっかくですから、ビールを1杯頂戴しました。
勢い余って、ドル支払いをすると、6ドル請求されました。
価格を見ると600円でしたから、当然といえば当然。
円換算すると6ドル×121円=726円
2割も高い!
ぶったまげる(笑)
財布に入っている野口英世を差し出せば600円なのに、1ドル紙幣6枚を支払ってしまいました!
勝手に物価を2割もアップさせてしまった……
瞬時に2割の物価アップなんてハイパーインフレですな(笑)
インフレ政策に行き詰まり気味の日銀が聞いたらよだれを垂らすような話かも?(≧∇≦)/
で、今回の小旅行で分かったこと。
日本いるときは円を使ったほうが有利だってこと(笑)