利益を出すために資産運用を始めることは、利益を得ることと全く関係がありません

老後資金、老後資金とやたらと騒がれている印象がありますが、老後資金が十分に貯められるのならば問題ないし、浪費をしなければ無理なく貯められるのならば、貯めたほうがいいと思います。
老後の不安がなくなるだけで、世の中の景気は上向くでしょうから。

そして、運用などで老後資金を作るというのも一つでしょう。この低金利の時代では、ある程度のリスクを背負う必要がありますが、余裕資金であれば、運用は老後資金をステップアップさせるチャンスではあります。

ここまでは、資金的に余裕のある方。収入が支出より多い状況で、何も問題なく貯められるという方々。このような方々には老後の不安など無いでしょうから、全く問題のない人々だということ。

が、一方で収入と支出が常にトントンで、油断をすれば支出が上回り苦しい展開になる方々や、どんなに頑張っても支出が上回ってしまっている方々も存在しています。
そんな方々に老後資金云々の話しをしたところで、「わかってはいるけれども、今日のコメ代の心配で老後のことなんて考えられない」となりますから無理。
無理と言っても必ず老後はやってくるわけで、何気ない瞬間に心配になるものです。

こんなときに運用に目が向く方が多くいらっしゃるようで、少しでも生活を楽にしたいとか、少しでも老後の資金のために運用をしたいとなり、あまり知識を持ち合わせていないまま投資の世界に飛び込んでしまう方が少なからずいらっしゃる。

悪いことではありません。投資の世界に入らなければ運用などできないわけで、飛び込む勇気がなければ少しでも多くの資金を得ることはできないのですから。

が、よくお考え下さい。少しでも生活を楽にしたいとか少しでも老後資金を得たいという気持ちと、投資で利益を得るということは全く関係がありません。
誰でも損をするために投資の世界に飛び込むわけではなく、利益を得るために投資の世界に飛び込むのです。

知り合いに勧められたからだとか、みんなが儲かっていると言うからということで利益があがるのならば、誰も苦労はしません。

例えば、誰でも歌は歌えます。歌を始めることも簡単で自由です。しかし、あなたの歌でお金を稼げますか?もしどうしても歌で稼ぐ必要があればどんなことをしますか?
こういう聞き方をすれば、歌のレッスンをしたり、ライブハウスだとかのど自慢大会に出たりとか、いろいろと考えられるかと思います。

これは投資も一緒なのです。投資を始めるのは非常に簡単です。自由に始められるし簡単に終われます。しかし、利益を得られるかどうかは別。
何もわからないまま始めても、あまり良い結果は得られないのでしょう。

少なくとも様々な知識を得てスタートしたほうがいいと思いますよ。
そして、これ重要ですが、投資絡みの営業は、投資商品販売のプロであって、投資のプロではありません。

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