分散投資はリスクヘッジになっていないのでは?

分散投資、分散投資と言われていますが、何故、分散投資と言われているのでしょう?
Wikipediaには次のように書かれています。

分散投資(ぶんさんとうし、diversification)とは、投資金額を分散していくつかのものに投資する手法である。一つのものに投資するとなんらかの要因で投資対象の価値が下落した場合は投資資金がほとんどなくなってしまうので、そうしたリスクを軽減するために行われる投資手法である。主に、中長期の投資スタイルに向いている。また、複数の金融商品、株式、債券をパックにしたタイプのバランス型投資信託もある。(出処 Wikipedia

 

リスクを軽減させるために行う手法のようですが、リスクを軽減させたということは、リターンも少なくしてしまうということになるのでしょう。リスクだけ減らしてリターンを多くするのは不可能に近いでしょうし、もしリスクを軽減してリターンを増やす手法があったならば、その手法は実際のところ、リスクの軽減になっていなかったり、リターンを大きくしたりできていないということでしょう。

本当にリスクを軽減させたいのならば、リスクヘッジをする必要があり、リスクヘッジをするには売らないとダメだってことだと思います。
債券と株式の関係のように多くの場合、債券が上がる時は株式が下がり、株式が上がる時は債券が下がるということになるのでしょうが、いつもいつも同じように動くわけではないのです。

日経平均を買っていれば、コールを売っておくとかのように、何かを買っていたならば、何かを売っておかないと。

記憶にある方も多いでしょうし、大きな出来事でしたからほとんどの方がご存知だと思うリーマン・ショック。このときは何でもかんでも下がりました。
どのマーケットもクラッシュです。

このようなときに利益をあげたのは、売りだったわけです。「マネー・ショート 華麗なる大逆転」という映画がありましたが、ご覧になられましたか?


 

詳しくは本編を見て頂くとして、題名にもあるように、「ショート(売り)」をしていたと言うことです。この原作のタイトルは「The Big Short」ですから、直訳すれば「大きな売り」とか「大きな空(カラ)売り」となって「最大の空売り」とか、リーマン・ショックは『100年に1度の相場」と言われていましたから「世紀の空売り」とかになるのかも?

リーマン・ショックはご存知のようにリーマン・ブラザーズが破綻し、大恐慌を巻き起こしたわけですが、そのときに利益をあげたのが売りであり、空売り。
映画の中のように、極端なポジションを持たなくとも、自分の買いポジションに対して、空売りを持っていれば、ヤラレを減らすこともできましたし、極端な利益を出すこともできたわけです。

何が言いたいかと言えば、分散投資は分散投資だと言うだけであって、リスクヘッジの役割はしていないのではないか?ということです。

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